「心」は食事が作る – 不定愁訴・うつ病・自律神経失調症に効く食べ物とは?

言うまでもなく、私たちイキモノは日常、食事を摂ることで栄養を取り込み、自らの身体を維持してます。

骨・筋肉・皮膚・髪・内臓・血液‥「脳」。

「心」って身体のどこにあると思う?」と聞いてみると、「心臓」という答えが返ってくることがあります。

確かに。

「ドキドキ」「ハラハラ」「ワクワク」「ワナワナ」「キュン!」もしくは”「胸」が締め付けられて”「キューン‥」とか。(多国語に比べてずば抜けて多いという日本語のオノマトペ、すっごく便利w)

なら、「心臓」の病気を抱えているヒトってのは「心」の病気も患ってるの?

その治療のために人工心臓を移植したら、そのヒトの「心」は無くなっちゃうの?
(心臓移植による人格転移・ 記憶転移についてはおいといて‥)

唯一、我々の身体の中で他のモノと置き換えられないのは「脳」です。

「心」=「脳」。

つまり、「心」「身体」の一部。

日常生活、ちゃんとした食事を摂って健全な「心」を育まなきゃ‥ね。

不定愁訴とは?

不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指す。患者からの訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。症状が安定しないため治療も難しく、周囲の理解も得られにくい。

身体表現性障害、心身症、軽症うつ病、気分変調症、パニック障害、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害、急性ストレス反応、適応障害などの可能性が含まれる。自律神経失調症と診断されることも多い。

先進国であっても、ビタミン欠乏症やその他の必須栄養素の栄養失調を原因とする不定愁訴も、体力の無い子供、高齢者に見られる。

(by wiki)

「不定愁訴」の診断。

まずは一般的な身体的疾患の診察、検査を行う。
さらに中重程度のうつ病でないことを明確に除外する。精神病、双極性障害、てんかん、行動障害、認知症、物質乱用などについても除外する。過去のストレス経験、自殺念慮、自傷行為の有無について問診する。

(by wiki)

うつ病とは?

うつ病(うつびょう、鬱病、欝病、英語: Clinical Depression)は、気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥(しょうそう)、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害である。

(by wiki)

「うつ病」は、単一の疾患ではなくさまざまな病因による「症候群」

「うつ病」は、その分類も様々で、発病のメカニズムも未だ不明のまま。

自律神経失調症とは?

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう、英: Dysautonomia)とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経系のバランスが崩れた場合に起こる症状の総称のことである。

(by wiki)

自律神経とは、自分の意思とは無関係に働く神経系のことで、呼吸・代謝・消化・循環など、生命活動の維持・調節のため常に活動している神経です。

疾患名ではなく「神経症やうつ病に付随する各種症状を総称したもの」というのが一般的な国際的理解、だそうです。

「心」を作る「脳」にとって必要不可欠な物質とは?

前述の通り、「ドキドキ」「ハラハラ」「ワクワク」「ワナワナ」「キュン!」「キューン‥」など、「心」の源は「脳」です。

「脳」の、全体では千数百億個にもなる神経細胞が、それぞれ他の細胞へ電気信号として情報を伝達するという形で “情報交換” を果たしています。

神経伝達物質によって。

神経伝達物質というのは、シナプスで”情報伝達”を介在する物質のことで、シナプスってのは、神経細胞同士・筋線維間、その他細胞間に形成される”シグナル伝達”などの神経活動に関わる接合部位・その構造のこと、です‥。

ま、とにかく‥。

この神経伝達物質の働きにより上手くその情報が伝えられることによって、「心」が誕生する、ということです。

主な神経伝達物質

主な神経伝達物質は以下の通りです。

アミノ酸・アセチルコリン・モノアミン類・ポリペプチド類・その他。

さらに詳しく知りたい方はこちらを‥。

アミノ酸

アミノ酸は、筋肉、骨、皮膚、血液、脳、内臓、神経、毛髪などの人体のたんぱく質を構成する最小単位の成分です。

(参考過去記事 : 【超詳細】スッポンに含まれる栄養素は?【アミノ酸】)

アセチルコリン

アセチルコリンは、脳内の神経伝達物質の中では最も早く同定された神経伝達物質で、記憶・認知に重要な役割を果たしていて血圧・脈拍・睡眠などにも関与、交感神経・副交感神経、随意筋の運動神経において利用されます。

脳内のアセチルコリンの減少はアルツハイマー病と、増加はパーキンソン病と関連があるとされています。

モノアミン類

セロトニンノルアドレナリンアドレナリンヒスタミンドーパミンなどの神経伝達物質の総称です。

詳細についてはそれぞれのリンク先を参照。

特に、「幸せホルモン」セロトニンの生成材料となるトリプトファンについては要注目。
(参考過去記事 : 【超詳細】スッポンに含まれる栄養素は?【アミノ酸】

女の子必見!!! 癒やしのホルモン「オキシトシン」の分泌方法)

ポリペプチド類(神経ペプチド類)

アミノ酸の結合体がペプチド

アミノ酸が2個結合したものがジペプチド、3個のものがトリペプチド、4個のものはテトラペプチド、20個ほどのものがオリゴペプチド、数十個からなるものをポリペプチドといいます。

アセチルコリンVIPタキキニン類(サブスタンスP、ニューロキニン、CGRPなど)があります。


これら神経伝達物質が不足すると“情報”が上手く伝わらず、不定愁訴・うつ病・自律神経失調症の症状である、

頭が重い
イライラする
悲しみが続く
気持ちが塞ぐ
疲労感が取れない
意欲が低下する
激しい動悸
朝起きられない
よく眠れない

‥など、様々な症状が現れます。

そして、この神経伝達物質を産生するのに必要不可欠なのが酵素

この酵素の活性を発揮させるために必要なのがビタミンであり、ミネラルです。

よって、

「心」は食事が作る。

ってことです。(ふぅ‥(´o`;)=з)

不定愁訴・うつ病・自律神経失調症に効く栄養素と食材

「血糖値」と不定愁訴・うつ病・自律神経失調症との関係

「低血糖症」。

「血糖値(血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度)が低くなって起こる病気」。

症状としては「発汗」「動悸」「手の震え」、「眠気」「不眠」「疲労感」「脱力感」「不安感」「恐怖感」「集中力低下」、「痙攣」「昏睡」‥。

安定した血糖値を維持することで、「心」を正常に保てます。


モノを食べると血糖値は上がります。

例えば、ジャンクフードファストフード。

ジャンクフード(英: junk food)とは、栄養価のバランスを著しく欠いた調理済み食品のこと。高カロリー、高塩分だが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食べ物。「ジャンク」とは、英語で「がらくた」「屑」の意。

(by wiki)

ファーストフードまたはファストフード(英: fast food)とは、短時間で調理、あるいは注文してからすぐ食べられる手軽な食品や食事のこと。日本語のファーストの文字からは「最初」を意味する英単語の first が連想されることもあるが、そうではなく、「速い」を意味する英単語の fastファーストに由来している。

(by wiki)

これらを食べると血糖値の上昇が異常に早くなります。

つまりは高血糖」状態。

血糖値が急激に上昇すると、ニンゲンの身体はそのコントロールのために膵臓(すいぞう)からインスリンを大量に分泌、血糖値を下げようとします。

インスリンの過剰分泌で血糖値は低くなり過ぎ、今度はその下がり過ぎた血糖値を上げるためにアドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾール・グルカゴンといったホルモンが働き出すこととなり‥。

アドレナリンは、ストレス反応の中心的役割を果たしており、交感神経系を刺激して心拍数・血圧を上げ、瞳孔を開き、脳の中の大脳辺縁系を刺激して怒りや敵意、暴力といった攻撃的な感情を引き起こします。
また、ブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる作用などがあります。

ノルアドレナリンもまたストレスホルモンで、心拍数を上げるために交感神経系を刺激し、意欲や集中力を高める反面、敵(危機・ストレス)に遭遇したとき身を守るために「闘争反応」あるいは「逃避反応」を生じさせ、不安や恐怖、自殺観念、強迫観念を引き起こしたり、記憶力・積極性の亢進や、痛みへの耐性などの働きをします。
アドレナリンと同様、血糖値を上げる作用を持ちます。

このような食事の後の血糖値の上下動の過程を繰り返し強いられると、そのうち膵臓は疲弊してインスリンを分泌する能力が低下、血糖値の調整がうまくいかなくなります。

また、ストレスホルモンも枯渇状態となることで「すべてのストレスに対して無防備」=「無気力」=「うつ状態」を引き起こす、という流れ‥。

集中力がない
頭痛
憂鬱・不安な気分になる
何の希望もない
無気力(やる気になれない・面倒・つまらない・おもしろくない・関心がわかない)
イライラする
怒りっぽくなる
動悸
めげる・落ち込む
めまいがする・ふらつく
よく眠れない・めざめが悪い
眠気があって頭がボーッとする
決断・判断ができない
記憶できない・思い出せない
手足などの身体の痺れ・筋肉のこわばり

昼食を食べて、職場に戻った後に眠けに襲われ、しばらく仕事にならないという人は低血糖の疑いがあります。


うつの症状を自己チェック

Depression
5つ以上の場合、“こころ”や“からだ”が不調になっている可能性があります。まずは医療機関に相談して下さい。- うつ病とパニック障害の情報・サポートサイト こころの陽だまり

「合計点数が【10点以上】の場合、もしくは「半分以上」「ほとんど毎日」が【5つ以上】の場合、“こころ”や“からだ”が不調になっている可能性があります。
まずは医療機関に相談してください。」

やってみたら、「13点」だったw

うつ病の症状チェックシート

404 Not Found

やってみたら、「うつ病の傾向が疑われます。」だったww

昔、これに似た「自殺願望」とかいうあみだくじをやってみたら、結果が「自殺します」だったのを思い出したwww

やっぱりまともじゃなさそう‥私‥w

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