wolf

【超詳細】スッポンに含まれる栄養素は?【コラーゲン】(その1)

投稿日: カテゴリー

スッポンに含まれる栄養素とは? – コラーゲン編(その1)

コラーゲン=たんぱく質=アミノ酸

たんぱく質は、3大栄養素の中の必須栄養素の1つで、筋肉・皮膚・血液・臓器・毛髪など身体の大部分はたんぱく質で構成されている。
細胞組織の合成や分解を助ける酵素、代謝の調節機能をつかさどるホルモン、免疫反応の抗体、これらもすべて成分はたんぱく質。

食品中に含まれるたんぱく質は、そのままでは利用することはできないため、「胃」→「十二指腸」→「回腸・空腸」→「小腸」という課程においてアミノ酸に分解され、吸収される。そして、いったん「肝臓」に送られて再び体に必要なたんぱく質に再合成される。

コラーゲンもたんぱく質の一種で、身体を構成する全たんぱく質のうちでコラーゲンの割合は約30%を占めている。
そのうち約40%は皮膚に、約10~20%は骨や軟骨に存在し、その他血管や内臓など全身のあらゆる組織に含まれていて、主に細胞同士をつなぎとめる・支える・外部から守る働きを担っている。

コラーゲンもここにおいて再合成されるのだけど、その分解されたアミノ酸をどのようなたんぱく質の再合成に使うのかを決めているのはDNAである。
いくら期待しようとも無駄で、まさしく”神のみぞ知る”、外部からの操作が不可能である以上、《運を天にまかせる》しかありません。

幸運にも願いが通じ期待通りにコラーゲンとして再利用されたと仮定して、

ちゃんと「皮膚」のコラーゲンとして使われるのか

ちゃんと「顔・お肌」の皮膚に回ってくるのか

いったい「どれくらいの分量」なのか

そして‥「幸運はこれからもずっと続いていく」のか

“神のみぞ知る” /《運を天にまかせる》何ら状況は変わりません。



コラーゲンは皮膚から吸収されるのか

(※ 2016年6月16日、新たな可能性が示されました。
-特許取得- DHCの【新世代】コラーゲン 新TV-CM放映のお知らせ)

いいえ、されません。何処からもコラーゲンとしては吸収されません。そもそもたんぱく質は皮膚からは直接吸収されません。分子量が大きすぎて皮膚を通り抜けられないから。
塗ったところでコラーゲンの補給にはなっていません。つるつる・ぷりぷり・すべすべといった感想は、ただ単にコラーゲンやその他の成分のもっている保湿効果の結果に対するものです。

これは何もコラーゲンに限ったことではなく、ヒアルロン酸、アスタキチンサンといった美容成分配合・浸透などの化粧品に関しても同様で、通れない。「防御」が基本的な役割である肌は非常にきめの細かい精密フィルタなので、とにかくみんな”身体”が大きすぎて通過できないということ。

肌(皮膚)の役割は、体温調節や排出、感覚作用など色々あるものの、最も重要なものが「外部刺激からの保護」=「バリア」としての機能。

skin

皮膚は表皮、角層、真皮の3層構造となっていて、有害な化学薬品や細菌などが身体に侵入しないように、不必要に水分を排出・吸収しないように、衝撃からも紫外線からも<守る>という機能を果たしてくれている。
表皮の角質層を通り抜け真皮、それ以下の内部に成分がしみ込んで血液中へ・・という流れを「経皮吸収」という。
そもそも皮膚が、この「経皮吸収」という《侵入》をそうそう簡単に「市販品」の化粧品に許すようなことがあるだろうか。
もしもそうなったら、これほど恐いことはない。メーカーが宣伝している通りの成分・効能を疑うこともなくそのまま信じて購入・使用している現状、仮に何か異常が出た場合、これまでは最悪、皮膚の表面で食い止められていた被害が、真皮という最深部にまで及ぶことになるのだから。

その症状があらわれるのが使用後すぐなのか、数年後なのか、それとも数十年後・・。
若き日の過ち、昔彫ったタトゥーを消し去って元通りの真っ白な肌を取り戻したい、この流れに似ている気がすると思う。

今もなお、この手の美容や健康に関する商品の宣伝がネットでも、TVCMでも、深夜の通販番組でも、ガンガン流れている。
これだけお金をかけられるということは、相当な売り上げがあって莫大に儲かっているんだろう。
本当は何の効果のない無益な商品なのに。

「経皮吸収」なんて医師の扱う分野の「医薬品」でしかありえないと考えておくのが無難。

まずはホントか?と疑うところから始めましょう。

そしてネットで調べてみましょう。

ちょっとした手間とそこから得られた知識でダマサレナイで済むんだから、”これからは”。

コラーゲンは体内から吸収されるのか

いいえ、されません。
繰り返しになるものの、コラーゲンとしては何処からも吸収されません。
前述のように、コラーゲンは、食事として摂取されたたんぱく質が分解されてアミノ酸となり、再合成されたたんぱく質の中の1つの物質にすぎません。

そのたんぱく質であるコラーゲンを口から入れて期待したところで上記、

“神のみぞ知る” /《運を天にまかせる》

の洗礼を受けるだけですから。



《コラーゲンをコラーゲンとしてコラーゲンのままに体内に吸収することはできない》

にも関わらずネット上、「コラーゲンはお肌への効果はピカイチ」とか「低分子コラーゲンなので吸収力バツグン」とか、商売として儲けることだけが目的のキャッチコピーが踊り狂っている。

最も悪質に感じる点は、“本当の正しい数値やデータも併記している”ところ
コラーゲンに関する知識やデータ、数値は一応全て正しい、でも、そこから先がインチキというような・・。

●その内容は正しいにせよあまりにも専門的すぎるため、通常は理解できないだろうことを分かった上で”その説明もないままに”敢えて使っているようなサイトには要注意。

例えば、「コラーゲンのアミノ酸組成はプロリン(Pro)とヒドロキシプロリン(Hyp)が約21~22%を占めていて、分子にはProとHypが結合したジペプチドのプロリルヒドロキシプロリン(Pro-Hyp)が繰り返し現れるんですね」などと書かれていても理解できますか? もしくは理解しようとしますか? 煙に巻くことで、思考力の低下を狙っている。

●(オリジナリティの点において判断がなかなか難しいものの)これまでに一度も聞いたことがないキーワードが飛び出してくるサイトにも注意が必要。

例えば、「○○大学の△△博士(誰?)の推論に基づき、我が社が開発した独自の技術」とかなんとか。実際にググってみると、第三者的・客観的な情報は一切無く、その会社関連のものしかヒットしないというお粗末さ。にも関わらず、商品化され、売られているという恐怖。

●まったく訳の分からないオリジナルの解釈が入ってくるサイトは非常に危険。
こういうサイトに限って自信ありげに「知らないの?」という態度で「実際知らない人」に対して上から目線で物を言ってきます。

“コラーゲンを低分子化することでアミノ酸に分解される工程を省略し、コラーゲンのまま効率よく身体に吸収できるようになったのです”

“低分子コラーゲンは分解される際にその繋がりが分断されてしまいますが、高分子コラーゲンは分断されないため身体が本来持っているコラーゲンに近い形で体内に入ります”


「へー」と思う前に、まずは「ほんとか?」と思うクセをつけましょう。

サプリの紹介・販売サイトの中には「コラーゲンは白血球に作用して免疫機能を高める働きがあるのでアトピー性皮膚炎にも効果を発揮」だとか「がんを予防してアレルギーも改善」など、まるで神様が持っておられる”万能の薬”であるかのように謳っているサイトまであるものの・・。
もはや詐欺じゃないんだろうか、これって。

シワやシミ対策として真皮のコラーゲンを増やしたいならば、やはり栄養バランスのとれた食事をとってしっかり睡眠もとり適度に運動もする、という王道をいくのが一番効果があると思う。

その1は以上です。


 


関連記事:

Share on Facebook
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です