【視力回復】ドライアイをオリーブオイルで解消する

olive

私は視力が悪くて、0.1 ありません。

メガネも持っていないので朝から晩まで寝るまでは、ずっとコンタクトレンズを入れています‥。

何年か前の話、眼の乾き・異物感・まぶしさ・眼の疲れなどといったドライアイの症状が出てきました。

特にPCを触っている時などは、まばたきの回数が極端に少ない‥」との自覚あり‥。

ならば敢えて!!

いざ何秒間、眼を開けていられるか?」

を試してみると、良くてせいぜい10数秒程度‥。

眼のしょぼしょぼ感・かさかさ感がヒドいという、まさしく「ドライアイ」を患っている【患者】でした‥私‥。

アーユルヴェーダの眼の治療

その昔、テレビで「アーユルヴェーダ」の特集番組を見たことがあって、その中に”眼に油を注ぐ”というものがあったことを思いだし、調べてみたところ「ネトラタルパナ(ネトラバスティ)」というものでした。

アーユルヴェーダ
古代インドの時代から5000年の長きに渡って伝えられるインドの伝統医療のことで、病気の治療というよりは病気を予防し健康を維持する「予防医学」の考えに立っており、その有用性はWHO(世界保健機関)が正式に奨励しています。

ネトラタルパナ(ネトラバスティ)
目の周りに小麦粉(強力粉)で大きめのメガネをかけたような土手を作り、ギーと呼ばれる温かい(40度)精製バター(無塩バターから水分、タンパク質、不純物を取り除いた純粋な乳脂肪)を流しこみ、眼を洗うものです。
一瞬「バターを眼に流し込む・・?」と思ってしまうかもしれませんが、バターではなく「ギー」で、市販もののカップに液体を注いで眼を洗うという洗眼薬、あれの「ギー版」と考えればすこしは抵抗がなくなるかもしれません(?)。

「眼精疲労」「目もとのくすみやクマ」「まぶたのたるみ」「ドライアイ」等への効用がある他、白目の汚れが落ちて充血やくすみも解消されて、白目がキレイになることで瞳がくっきりと大きく見えるという効果もあるようです。

キッチン周りの油汚れは油で落とす

掃除のテクニックの一つとして、油汚れは油で落とす、というものがあります。

ドラマ「JIN-仁」(2011年)で、ペニシリンの抽出方法を思い出すきっかけとなったのが「咲さま」の“油の汚れは油で落とせ”と申しますから」という一言にありました。

「しつこい油汚れの場合、洗剤を使ってもなかなかきれいに落ちないことも多いものの、この場合、食用油(使用済みサラダオイル)を充分含ませ、できれば暖かい状況のもと(可能ならビニール袋に入れてお湯につけるなどで)しばらく放置、あとはキッチンペーパーなりボロ布なりでこすれば落ちる」です。

眼と涙とマイボーム腺

「ドライアイ」とくれば、まず思い出すのは涙の生産工場、「涙腺」だと思います。

当時、私の場合、涙が出ないのかとなるとそうではなく、泣ける映画を見れば普通に涙は出ましたし、あくびをしてもそうでした。

でも、いつも「しょぼしょぼ」「ゴロゴロ」不快感満載でした‥。


試しに「あっかんべー」をして鏡で見てみてください。

まつげと眼球の間に、見えるかどうかくらいの小さな点が並んでいると思います。

それが「マイボーム腺」です。

上まぶたにもあります。

tear

この「マイボーム腺」は、ワックス状の油分を分泌、涙に油膜を作ってその蒸発を防いでいます。

この腺の油分が詰まると、涙が蒸発しやすくなって「ドライアイ」になり、異物感や不快感の原因となって角膜を傷つけることもあります。(ここに細菌が入ると“ものもらい”になります)

最近この「マイボーム腺」の異常が若い女性に非常に多いらしく、アイライナーやアイシャドウ、マスカラなどを眼のそばまでつけていることで不潔な環境となり、その機能の低下を引き起こしているそうです。

中には「マイボーム腺」を塞ぐように描いている人までいるそうなので、要注意です。

オリーブオイルで眼を洗う

以上の流れを踏まえまして、つまりは、アーユルヴェーダ方式で、「油汚れは油で落とす」という理屈を利用して、マイボーム腺の詰まりを解消する」というものです。

以下、あくまでも個人的な経験に基づいたドライアイ解消法のご紹介ですので、実践するしないはご自身の判断にお任せします。

やり方は単純明快、以下の通りです。

●入浴時にオリーブオイルを持ち込み、お湯の中で瓶ごと暖めておきます。

●シャワーで少し熱めのお湯を顔にかけ、眼を中心に暖めます。

●お湯を止めてオリーブオイルを手のひらにためて、片目ずつパチパチして眼に流し込みます。慣れないうちは遠慮がちになってしまうと思いますが、がっつりいきます。(試しに眼を開けて見てみると、そのぼやけ方がすごいことになってるのが確認できます)

●その状態で、眼の運動を始めます。上下、左右、斜め、右回り、左周り、眼をパチパチ、どんどん動かします。

●終了後、眼はそのまんまにして周りだけを洗い流します。あとは普通に入浴して、終わりです。


これを繰り返すと数日のうちに、明らかな変化を実感できると思います。

私の場合は(いいかげんな性格なのでやったりやらなかったりで)一ヶ月ほど続けてそれ以降、ドライアイの症状は一切なくなりました。

今も全く問題ありません。
(厳密に言うと、他の視力回復法も色々同時並行的に行っていましたので、シナジー(相乗効果)もあったのかもしれません。これらについても今後記事にする予定ではいます)

注意事項
眼の洗浄後には、コンタクトレンズは使用しないこと。
すぐには寝てしまわないこと。

以上です。



 

コメント

  1. すもももも より:

    オリーブオイルを眼につけた時、しみませんでしたか。
    試しにやってみたのですが、少ししみたのでこわくなりました。

  2. wolf より:

    すもももも さん
    コメントありがとうございます。
    私の場合、「しみる」ということは全くありませんでしたよ??
    もしかして私が鈍いだけとか??
    主成分であるオレイン酸が「しみる」原因なんでしょうか??
    体質的に無理なのか、慣れの問題なのか、その辺りも分かりません‥。
    仮に私ならということで書かせてもらうと、その少し「しみる」という自覚症状の程度と自身の「極度のドライアイ状態」の症状とを比較して「どちらの方が眼に良くない刺激だろうか?」を見て判断することと思います。
    いずれにせよ、無茶だけはしないようにしてくださいね。