江戸時代の男たちは「B専」だったのだろうか??

私‥。

以前、知り合いの女の子に「ももクロ大好き」と言ったところBだね!と言われたことがあるのですが‥。

ちがうし!!w

「立てばシャクヤク 座ればボタン 歩く姿はユリの花 (婆ぁになれば しおれ花)」

女性の美しい容姿・立ち居振る舞いを花に見立てて形容した言葉です。

【シャクヤク(芍薬)】

“スラリと伸びた”茎の先端に華麗な花を咲かせます。


【ボタン(牡丹)】

枝分かれした横向きの枝に“鎮座して”華麗な花をつけます。


【ユリ(百合)】

“風を受けて揺れる動くさま”が美しい清楚な花‥。

加えて、

「髪はカラスの濡れ羽色」

水に濡れたカラス(烏)の羽のように、黒く艶々(つやつや)した女性の髪の毛のこと。

黒髪のツヤっとした美髪に光る“天使の輪(リング)”‥。


(画像出典 : HEALING ROOM SENSES)

最高じゃん‥。

よって、私は決してB」ではありません!!ww

(ちなみに「ももクロ」では黄色(黄色)推し‥w 「ももたまい」最高w)

「B専」とは??

B(ビーセン)とは、「ブサイク(ブス)専門」の略で、いわゆる「ブサイク(“B”USAIKU)」、「ブス(“B”USU)」なヒトの事を好きになってしまう人たちのこと。

階級としての「A・B・C」、その「B級・Bランク専門」としても見方もあるようですが、「ブサイク(ブス)専門」というのが基本、です。

「B専」以外にも、「A専」・「C専」も存在する??

階級としての「A・B・C」絡みを含め、「A専」・「C専」というのも存在するとか??

A専とは?

階級絡み。

「B級」ではなく「A級」。

「ブサイク」「ブス」ではない「美男美女」が好きな人たち。

要するに、「面食い」。

C専とは?

こんなの聞いた事もなかったので、調べたところ、

「JK」=「女子高生」。

「JC」=「女子中学生」。

ですね?

ということで、どうやら「C専」=「中学生」なんだとか‥。

児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律
(平成十一年法律第五十二号)

幕末~明治の美女たち

調べてみると、幕末~明治時代の「美女の写真」‥。

それはもうたくさん残ってます。

その中からちょっと気になった美女「3名」ピックアップ。

【陸奥 亮子】

1888年頃(33歳の頃)の写真、だそうで。

陸奥 亮子(むつ りょうこ、安政3年(1856年)11月 – 明治33年(1900年)8月15日)は、明治時代の政治家で外交官でもあった伯爵・陸奥宗光の妻。日本赤十字社正社員。その美貌[1]と聡明さによって「ワシントン社交界の華」と呼ばれた。(by wiki)

「1900-1856=44」‥。

44歳で他界って‥。

「美人薄命」を地で行くヒトですね‥。

「美人薄命」‥「美しい人は、とかく病弱であったり、数奇な運命にもてあそばれたりして、短命な者が多いということ。」(goo辞書)


【鼓を打つ(芸奴・女性)】

玉村康三郎による撮影。横浜開港資料館蔵。

「芸妓さん」だという事は分かっているものの、このモデルとなったヒトの名前、その他の情報は不明、だそうです。

「美しい人」ですよねぇ‥。


「見ざる・言わざる・聞かざる」のポーズ。

カワイイ‥。

得に左端の女の子‥。

超美人じゃん‥。


なのに‥

なぜこうなるのよ‥??

これは「美人画」として有名な喜多川歌麿の「ビードロを吹く娘」(「ポッピンを吹く女」)。 (クリックで全体図、表示)

マイメロちゃんにまで採用されているほどに有名な「美人画」ながら‥。


(画像出典 : sternschnuppe☆ )

上記、「ビードロを吹く娘」これのどこが「美女」なんだ‥??

(※ビードロ‥「ガラス」の意味のポルトガル語「vidro」。近世のガラス製のおもちゃの「ぽっぺん」「ぽっぴん」「ぽぴん」「ぽんぴん」のこと。
参考動画 : ぽっぺんづくり 。2:09あたり。Vidro / びーどろ 。何が面白いのか‥w)

江戸時代の美人の条件とは?

「江戸時代の美人の条件」というのをまとめてみると、以下の通り。

・瓜実(うりざね)顔(面長)
(「 瓜の種に似て、色白・中高で、やや面長(おもな が)な顔。古くから美人の一典型とされた。(コトバンク))

・切れ長で涼しげな一重の目元

・鼻筋の通った、ちょっと高めの鼻

・小ぶりな口(おちょぼ口)

・富士額
(「前髪アップ」のヘアスタイルがオンリーだったもんね)

・きめ細やかな白い肌

・美しく豊かな黒髪
(「髪はカラスの濡れ羽色」。)

・柳腰
(「柳」のごとき女性の細くて折れそうで折れそうにない、よくしなる腰のこと。いわゆる、 ハイヒールの片方のかかとを削って‥っていう「モンローウォーク」ですな)

浮世絵に登場する美女たちは「マンガ」=「クールジャパン」

江戸時代の日本、その当時の西洋画というのは、実に精巧な写実画。

例えば、個人的に大好きな「ダ・ビンチ」なんかとくれば。

1452年4月15日 ~1519年5月2日(ユリウス暦)の時点ですでに、この「モナリザ」のレベルですので。

その違いのポイントは「輪郭線」。

西洋の写実的な絵画には「コンナモノ」、一切見られませんよね。基本。

が、我が国ニッポンでは??

「人物像」というもののその全てに、「輪郭線」が入ってます。

飛鳥時代(592年~710年)の「高松塚古墳壁画」です。

きっちりと、「輪郭線」が入ってますね。

西洋の「立体描画」に対する「平面描画」の日本人、というか、中国も含めたアジア文化の特徴です。


よって、浮世絵で見られるその当時の理想的な美人」というのは上記「江戸時代の美人の条件」をもとに構成・様式化された、まさしく「マンガの人物」です。

とりま(とりあえず、ま)、「浮世絵」ってのは当時の庶民にも安価で入手することが出来るようになった版画によるいくらでも増刷可能な「出版物」。

であるからこそ、ビッグデータとして、江戸時代当時の男どもの女性に対するセンスが分かるものだと思う。

結論。

我々現代の男からすると‥。

「江戸時代の男たちはやっぱり、「B専」である」

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