視覚障害・駅でピヨピヨ小鳥が鳴いている・・その鳴き声の正体とは

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今日も小田急線を利用したんだけど、いつの頃からか階段を下りきったところでスピーカーから小鳥の鳴き声が流れている・・。

これ、何なんだろ?


実はこれ、盲導鈴(もうどうれい)といい、視覚障がい者に階段や出入口の場所を知らせるための音でした。

平成14年に国土交通省により示された「旅客施設における音による移動支援方策ガイドライン」によるものです。

「駅における改札口」「コンコースからのエスカレーター」「トイレ」「ホーム上の階段」「地下鉄の地上出入口」の5ヶ所について、音案内の標準の方法がガイドラインによって示されています。

そういえばずーっと前から気になってた、繰り返し流される無機質な「駅における改札口」の「ピン・ポーン」の音、やっと謎が解けました。

誘導ブロック以外にも、こんなふうに音でも案内されだしてたんですね。

それにしてもこんな話、全然知らなかったな。

毎日毎日、小池百合子お化粧おばあちゃんのどーでもいい都議会議員との戦いなんかを取り上げてないで、こういう話題をもっともっと特集して広めろよ、マスゴミども



盲導鈴」に対して各地でクレームが・・

2015.06.26 北海道新聞 朝刊
視覚障害者を誘導するために公共施設や駅で流す音「盲導鈴(れい)」が、住民の苦情により、音量を絞るなど対応を迫られるケースが各地で相次いでいる。北海道札幌視覚支援学校は今春の開校からほどなく、「ピンポーン」という機械音を鳥の鳴き声に変えた。歩行などに支障は出ていないが、聞き取りづらいという指摘もある。障害者団体は「視覚障害者にとって音は命綱。障害へ理解を深めて」と訴えている。

「頭が痛い」「子供が寝付けない」などの苦情があったんだって。

一定の間隔をおいて永遠に繰り返される間延びした「ピン・ポーン」音。たしかに神経に障るということは理解できるものの、頭痛がして子供が寝付けずというほどの状況とはどんなものなんだろう? どれほどの音量で響いているんだろう?


いずれにせよ現実問題として「この世は健常者のもの、障害者は黙っとれ」っていうことが平気でまかり通るんですよね、この世の中。

日本死ねって叫びたい障害者も多数だろうなと思う。(元福祉施設職員より)


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