スッポンの効果・効用・効能とは?
スッポンには、どれほどの「効果・効用・効能」があるのだろうか?
【その1】浄血作用 (血液サラサラ)
血液の粘度が増すにつれ、動脈硬化や心臓病、高血圧などの成人病のリスクも高まるのはよく知られたところ。
健康的な“サラサラ”の血液を保ち続けるため、肝臓、腎臓が解毒・濾過の役目を果たしています。
この肝臓、腎臓の働きに重要な栄養素が「良質のたんぱく質」。
スッポンにはこれが豊富に含まれています。
【その2】精力増強 (ギンギン)
男性の精子をつくるのに大切なのは、鉄・リン・亜鉛。
スッポンには、これらが豊富に含まれています。
(参考過去記事 : 【超詳細】スッポンに含まれる栄養素は?【ミネラル】)
【その3】血圧調整
スッポンの効果・効用・効能、【その1】浄血作用によって血液の流れがスムーズになり、血圧の高いヒトにとっては、血圧を低下させることとなります。
逆に、血圧の低いヒトにとっても、その正常化作用によって代謝が高まり、血圧を正常に戻そうとするニンゲンの“自己修復能力の神秘”が働きはじめます。
【その4】”スッポン”各部の薬効
部位 | 効能 |
甲羅 | 下熱、肝臓病、肺結核、産後の下熱、閉経や月経過多の正常化 |
頭 | 脱肛、産後の子宮下垂、陰部、陰茎のデキモノ |
肉 | 貧血、過労や肺結核による発熱を下げる、慢性の下痢、月経過多、腰痛、血液の正常化 |
脂肪 | 強壮剤 |
血 | 顔面神経麻痺、結核、産後の発熱、脱肛 |
卵 | 虚弱体質、小児の下痢、慢性下痢 |
(有限会社アドニスジャパンHPより)
「医食同源」?「薬食同源」?
普段よく耳にし、一般的にも使われている「医食同源」というワード。
その意味として、そのまんま読めば、
『医薬(医療)』と『食事』の根源は同じ
ということになるんだろうけど‥? σ(´、丶) ??
なんかピンと来なかったので、調べてみた。
医食同源
「医食同源」ですが、元々は「薬食同源」という“中国薬膳料理”の考え方を説明した言葉だったそうで。
つまり、「医食同源」とは、日本に伝来した際にその意味を間違って解釈され、近年に新たに作られた<造語>です。
この日本の<造語>である「医食同源」が逆輸入され、現在は中国でも使われている、そうです。
ただ、中国で用いられている「医食同源」は、その解釈として
” 病気で悪くなっている部分と同じ部分を食べると治る “
という考え方に基づいての使用のようです。
って‥。
「肝臓」が悪いなら健康な人の「肝臓」を食べたらに効く‥? 「心臓」が悪いのなら‥ってこと‥?? カニバリズム‥???
薬食同源
「薬食同源」とは、“食べることは薬を飲むことと同じ”という考え方。
日常の食事、“食べ物という薬”を摂ることによって身体や心の衰えを補って健康を維持される、ということを指しています。
これを漢方の世界では、“食養生(しょくようじょう)”と呼ぶそうです。
食べ物はそれぞれ異なる性質を持っているため、身体や心への作用もそれぞれ違います。
病気とまではいかないものの、「なんとなく体調がすぐれない‥」という状態(未病)のうちに、《薬》である《食べ物》の力で身体を正常な状態に戻し、本格的な病気への進行を防ぐとされているもの。
結局、「医食同源」も「薬食同源」も、その意味からするとどっちもどっちだし、似かよっているようにも思うものの、四字熟語の表現としては
“食べ物は薬”【薬=食】の「薬食同源」の方が優れていると感じるなあ。
(関連記事 : 【超詳細】スッポンに含まれる栄養素は?【アミノ酸】
【超詳細】スッポンに含まれる栄養素は?【コラーゲン】(その1)
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