《【海水浴】クラゲに刺さされた!! どうする!? その1》へ
クラゲに刺されないための予防
ウエットスーツ・ラッシュガードの着用
確かに肌の露出を減らすことにはなりますが、この格好はもう海水浴のものとは違いますよね。弱点である顔・手首・足首までもカバーすることを想像してみると、もうとんでもない姿に・・。
クラゲが少ない海水浴場を選ぶ
関西方面なら和歌山県の白浜、関東方面なら静岡県の伊豆下田白浜海岸などが挙げられています。海流が強いためクラゲが流されるからだそうなのですが、自然条件が理由でなくとも、例えば、兵庫県淡路島の岩屋海水浴場はクラゲの除去が行われていますし、沖縄県宮古島の与那覇前浜はシーズン中はクラゲ防止ネットが張られています。
お出かけ前に目的の海水浴場の「クラゲ対策」について調べるのが一番良いですね。
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「これって・・効果はどうなんだろ?」と疑っていましたが、そのレビューを見ると意外にもなかなかの高評価でした。
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クラゲの種類
《アンドンクラゲ》
別名「電気クラゲ」とも呼ばれる、お盆以降の海水浴場で刺されるクラゲの代表です。
名前の通り行燈(あんどん)ような体長~3.5cmほどの立方型の傘を持っていて、その下に長さ20cm程の鞭状をした触手を4本伸びているのが特長のクラゲです。
体が透明なので非常に見えにくく、気づいた時には刺されているということが大半で、刺されると「電気が走ったような」激痛を感じ、その部分は赤くミミズ腫れになります。
大事には至るようなことはほんんどないものの、その痛みの強さと赤いミミズ腫れの印象から、一度でも刺されると記憶に残りやすいです。私も小学校低学年の時にやられましたが、いまだに鮮明に覚えてます。
《ミズクラゲ》
別名「ヨツメクラゲ」とも呼ばれる、日本近海で一番ふつうに見られるクラゲです。
傘の直径はふつう10~15cm、時には30cmにもなり、遊泳力が弱いので、基本は波間にふわふわ浮かんで漂いながら移動します。
ミズクラゲ = 無毒と書いているサイトがありますがそれはウソで、猛毒のハブクラゲの1/4程度の毒を持っているとされています。
刺胞を持っているので刺すのですが、皮膚を突き通すほどは強くないらしく、刺された場合、かゆいことはあっても痛みを感じることはほとんどありません。
ただ、顔面などの粘膜や皮膚の薄い部分にふれたときに、人によっては多少ピリッとした痛みを感じることがあるようです。
《アカクラゲ》
別名「ハクションクラゲ」。触手が乾燥すると毒針が空中に舞い上がり、これが鼻の中に入って激しくクシャミが出るためです。
傘の直径は~20cmほどで赤い縞模様があり、触手は長さ2m以上にもなってちぎれやすいです。
毒性が非常に強く、刺されるとヤケドに似た激しい痛みを感じます。刺された箇所はミミズ腫れや水疱の症状があらわれ、時には呼吸困難を引き起こすこともあります。
《カギノテクラゲ》
その名の通りに触手の先端がカギ状に折れ曲がっており、この触手を使って海藻や岩、テトラポッドの内側などにつかまります。
傘の直径は2㎝ほどなので、刺される前に水中で発見することはまず無理ですが、ふだんは海藻にくっついていてあまり遊泳しないので、逆に海藻の周辺だけには特に気をつけるようにします。
刺された時はビリッという激痛が走り、非常に強い神経毒を持っているため蚊に刺された程度の傷跡であっても、全身症状として頭痛、吐き気、激しい咳、鼻水、関節痛・筋肉痛・腰痛、痙攣、寒気、チアノーゼなどを引き起こすことが知られていて、刺されてしばらくしてからこれらの症状が出るそうなので、要注意です。
《カツオノエボシ》
「アンドンクラゲ」と共に別名「電気クラゲ」と呼ばれ、大きさ約10cmほどでその青い体と長い触手が特長です。
浮き袋で水面に浮いて移動し、触手の長さは平均で10m程度、長いものでは約50mにも達します。実はいわゆる「クラゲ」ではなく、1匹に見えますがこれはヒドロ虫というポリプ(クラゲで言えば幼生)が集まって出来ている群体です。
刺されると電気に打たれたような激痛が走り、触れた周辺が腫れあがってミミズ腫れ・水ぶくれになり、高熱が出る場合もあります。重症になると、アレルギー反応で頭痛や吐き気、二度目に刺された場合はアナフィラキシー・ショックでの死亡例もあるほど非常に危険なクラゲです。
痛みも長く続き、化膿してくるとその傷跡が残ってケロイド状のままに何十年も残ることがあります。
これに限らず、海岸や砂浜に打ち上げられたクラゲには触れてはいけません。前述のように、刺胞はクラゲ本体の生死や本人意志に関係なく、物理的な刺激に対して反応する精巧な防衛システムですので、へたに触れると、刺されます。
《ハブクラゲ》
沖縄や奄美に生息するクラゲで、立方型の傘と、その四隅から伸びる~1.5mほどの7~8本の触手が特徴です。
傘が青みがかった透明なので水中ではあまり見えず、エサを求めて浅瀬にまで入ってくるため、まったく気づかないままに接触してしまいます。そのため、沖縄県の海水浴場にはハブクラゲの防止ネットが設置されているところが多くあります。
猛毒を持つ「ハブ」に例えられるほど毒性が強く危険で、刺されるとその瞬間に激痛を感じ、触手が絡みついた部位はミミズ腫れとなり、時間経過とともに水ぶくれ、細胞壊死への進むそうです。重傷の場合はショック症状を起こして意識障害や呼吸困難、心肺停止に陥り死に至ります。
《キクラゲ》
「きくらげ」とは、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属の菌類、キノコの一種です。
漢字では「木耳」「木蛾」などと書き、調理をするとその歯ごたえが「クラゲ」と似ていることが名前の由来になっているそうです。
中華料理や豚骨ラーメン、主に炒め物、酢の物、ナムルの具、刺身、薩摩揚げの具などに用いられます。
他のキノコに比べて、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンDが豊富に含まれていて、カリウムやマグネシウムなどのミネラル類群、ビタミンB群・葉酸なども含まれています。
やっぱりニンゲンが悪いと思う。
クマの話、ニンゲンによって生活環境を荒され、生きていくためにエサを求めて山を下りてみるとニンゲンにびっくりさせられ、自己防衛のために思わず手が出てケガをさせてしまい、それを理由として結果、撃ち殺されます。
今回の件にしてもそうで、クラゲたちの方からわざわざ上陸してきてニンゲンを襲うことなどはあり得ません。
何でもかんでもニンゲンが中心の考え方って‥違うでしょ‥。
みんな仲良く共存できればいいんですが・・。
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