【新型コロナ】アフターコロナ?? “収束”あっても”終息”はないよ??【COVID-19】

2020年5月30日、北九州市の“感染拡大”情報。
マスゴミどもは知事の発言そのまんまに簡単に第2波というワードを使って日々新型コロナ関連のニュースを垂れ流しているだけ‥。
加えて、コメンテーターの役割で登場する医療従事者とかいうヤツラなんかも一緒になって第2波とか平気で抜かしてるけど‥。
まだまだ“終わりの始まり”がスタートした第1波の真っ最中二つ目の山を迎えただけでしょ‥。

この辺りをハッキリしないままに
“この秋・冬にもきっと来るだろう第2波に備えて万全の体制を”
なんて言ったところで、《ちゃんと調べて分かっているヒト》にしか伝わらない。
《無知蒙昧の類いに属する一般大衆》は混乱するだけ‥。
「早めに第2波越えたから もう大丈夫」って思うヒトも出て来かねないし‥┐(‘~`;)┌ヤレヤレ
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それはともかく、マスゴミどもは「アフターコロナ」ってワードも使い出してますが、どういう意味でなんでしょうか??
一体、どんな状況になったことを想定してのものなんでしょう??

アナタはどう捉えています???

そもそも、パンデミックってなに??

マスゴミどもが当たり前のように使っている「パンデミック」ですが、そもそもどういう状態のことを指しているんでしょう ??

加えて、「エンデミック」・「エピデミック」って知ってます‥?
(‥アナタは《ちゃんと調べて分かっているヒト》ですか‥?)

結論からいうと、感染症の流行の規模の大きさの違いです。

エンデミック<エピデミックパンデミック

となります。詳細については以下のとおり。

エンデミックとは?

「エンデミック (endemic)とは、一定の地域または特定の集団において特定の一時期に、ある疾患が散発的・継続的(慢性的)に発生している状況のこと。

日本語的にいうと、「地域流行 」となるようですが、あまり聞き慣れないワードですので、分かりやすくいうと、「風土病」・「地方病」のことです。

語源は英語の “endemic” (「地方特有の」「その土地特産の」「風土性の」)。

世界的にではなく、あくまでも特定の地域・エリアという限定された狭い範囲における一定の罹患率をもった流行であるため比較的には患者数も少なく、ある程度はその予測も可能で、その感染拡大のスピードも緩やかな状態です。

エピデミックとは?

「エピデミック (epidemic)とは、一定の地域や集団において特定の一時期に感染症が広がり、通常の予測を超えて罹患者が大量に発生すること。
また、これまでは流行がなかった地域、本来起こるとは考えられていなかった地域で感染が拡大するという予期できない状況のこと。
(上記の「エンデミック」と、どう違うのでしょうか? 世界的な流行ではなくて特定の地域・エリアというような条件も変わらないのに?? と思えるのですが、予測を超えて・大量発生」がポイントとなります)

日本語的にいうと、一般には単に「流行 」。

語源は英語の “epidemic” (「流行(伝染)性の」「はやりの」「蔓延している」)。

この「エピデミック」突発的に規模を拡大して集団感染を起こすこと、
これが、映画にもある「アウトブレイク(outbreak)です。

パンデミックとは?

「パンデミック (pandemic)とは、感染症・伝染病の世界的な大流行のこと。

分かりやすく日本語的にいうと、「爆発的感染 」・「感染爆発 」・「世界的流行」。

語源はギリシャ語の “pandēmos”  (pan-「全て」+ dēmos「人々」)。

WHO(世界保健機関)は「パンデミック」の状況を6つのフェーズに分類しています。

WHO指定フェーズ 状況・定義
対策・目標
1プレ・パンデミック

(前パンデミック)

ヒト感染のリスクは低い

ヒトから新しい亜型(同系統のサブタイプ)のウィルスは検出されていないが、ヒトへ感染する可能性を持つ型のウィルスを動物に検出

世界、国家、都道府県、市区町村のそれぞれのレベルで、パンデミック対策を強化する
2ヒト感染のリスクがより高い

ヒトから新しい亜型のウィルスは検出されていないが、動物からヒトへ感染するリスクが高いウィルスを検出

ヒトの感染拡大のリスクを減少させ、仮にヒト感染が起きた場合、迅速な検知・報告が行われる体制を整備する
3パンデミック・アラート期ヒト・ヒト感染はない、もしくは限定されている

ヒトへの新しい亜型のウィルス感染が確認されているものの、ヒトからヒトへの感染は基本的には無い

新型ウィルスを迅速に検査診断し報告、次の患者発生に備える
4ヒト・ヒト感染が増加している

ヒトからヒトへの新しい亜型のウィルス感染が確認されているが、感染集団は小さく限られている

隔離をはじめとした物理的な封じ込め対策を積極的に導入し、ワクチンの開発と接種など、事前に計画・準備した感染症対策の実施に必要となる時間的猶予の確保に最大限努める
5ヒト・ヒト感染が集団規模で発生
(世界6地域のうち、1地域の複数国で感染)
ヒトからヒトへの新しい亜型のウィルス感染が確認され、パンデミック発生のリスクが大きい集団発生がみられる
6パンデミック期ヒト・ヒト感染が大流行
(世界6地域のうち、複数地域で感染)
パンデミックが発生し、一般社会で急速に感染が拡大している
パンデミックの影響を最小限にとどめるため、あらゆる対策をとる
 ポスト・パンデミック
(後パンデミック期)
事態の “収束”

パンデミックが発生する前の状態へ、急速に回復している

パンデミックによる多方面への影響を評価し、計画的復興と対策の改善を実施する


冒頭で述べた「アフターコロナ」
の状態というのは本来、上記の表の「ポスト・パンデミック」を指すべきものです。

すでに一部部マスゴミどもが「アフターコロナ」を使い出していますが、現状、どうです??

<事態“収束”パンデミック発生前の状態への急速な回復>
など見られますか???

かたや第2波・第3波に備えよ!!」 とか抜かしたりして‥。
結局のところ‥「どないやねん!!?」に尽きますね‥。

ホント、適当すぎる‥マスゴミどもの報道は‥。

“コロナ収束”と”コロナ終息”の違い

【収束】

しゅう‐そく〔シウ‐〕【収束】 の解説
[名](スル)
1 分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。また、収まりをつけること。「事態の収束を図る」「争議が収束する」

(by  goo国語辞書)

【終息】

しゅう‐そく【終息/終×熄】 の解説
[名](スル)物事が終わって、やむこと。「蔓延 (まんえん) していた悪疫が―する」

(by  goo国語辞書)

“コロナ終息”はあるのか?

“コロナ収束”は、必ず迎えます。

ワクチンを開発し、実用化され、投与が始まり、国民全員が接種‥という状況になれば。

もしくは“集団免疫”。

新型コロナウィルスは、感染したヒト1人が2~3人にうつすそうです。
これを「“実効再生産数” 2~3」と表します。

例えば、この“再生産数”< 1 >の場合、コロナ患者1人が別のヒト1人に感染させるということです。
なので、もしも< 1 >以上の「“実効再生産数”2~3」ならば1人の罹患者が2~3人のヒトを感染させ、そのヒトがまた2~3人を‥。
まさにネズミ講のごとくコロナ感染者の数がドンドン増えていきますよね‥?

ですが、もしも“再生産数”< 1 >以下であれば???

人口の60~70%が新型コロナウイルスに対する免疫を持つ状態になれば、せいぜい1人から1人にしか感染者を出すことができなくなるそうで、よってそのうちに“コロナ収束”という考え方、これが“集団免疫”です。

根絶することのできたウィルスはたった一つ

人類史上、ヒトが根絶できたウィルスはたった一つだけ。

天然痘ウィルス。

1980年5月8日、WHO(世界保健機関)が地球上からの天然痘根絶を宣言しました。

(ヒトに感染する)ウィルスの根絶の実績は、これだけです。

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例えば、毎年流行、マスゴミどものニュースでも扱われるインフルエンザ
もちろん、これもウィルスです。
こいつのせいで例年、何千人も死亡しています。


(by 東邦大学 インフルエンザ死亡数)

ちなみに新型コロナウィルスによる死亡者数、2020年6月3日時点、累計903 名。

今年はこれに、毎年のインフルエンザによる死亡者数が加わることになりますね‥。

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14世紀(1301年~1400年)の中世ヨーロッパ‥。
その人口の約3分の1を死に至らしめた「黒死病」=ペスト。

これはウィルスではなく、ペスト菌という細菌病原体とする感染症です。

現代の世では抗生物質で治療はできるようになったものの、ワクチンはありません。

2004年~2015年、世界で56,734人の患者が感染、うち4,651人が死亡。

2017年にも8月1日にペストの流行がマダガスカルで始まり、11月25日に封じ込めることができ、なんとかペスト禍“収束”しました。(by ペストの発生報告)

“終息”ではありません。今現在も、我々の周りにペスト感染は存在します。


(画像参照 : wiki)

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日本、1858年(安政5年)から3年に渡って大流行となったコレラ。

コレラとはコレラ菌によって引き起こされる経口感染症のこと。
ウィルス感染ではなくコレラ菌病原体とする細菌感染で、ワクチンもあります。

このコレラ。ころりと死ぬ」ということで、コロリ =「虎狼狸」・「虎狼痢」。

1862年(文久2年)には、残留していたコレラ菌によって3回目の大流行(第三波)が発生し、56万人が感染、江戸だけでも7万3000人〜数十万人が死亡という文献もあるとか。

1868年の明治維新以降コロリの感染は続き、1879年・1886年には10万人が死亡。
1890年、日本に寄港していたオスマン帝国(トルコ)の軍艦・エルトゥールル号の海軍乗員がコロリにやられ、1895年には我が国の軍隊内でも流行し、4万人が死亡。

1920年代になって感染者数が1万人を切り、ようやくコレラ禍“収束”。

“終息”ではありません。いまでも全世界で毎年300~500万人が感染しており、年間で3万人弱~10数万人もの死者を出しているものの、これまでパンデミックには分類されていません。(by wiki)


上記以外にも、病原体ウィルス細菌か(もしくは真菌寄生虫か)の違いはともかく、

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、麻疹(ましん=はしか)、ポリオ(急性灰白髄炎・小児麻痺)、A型(B型)肝炎、結核、水痘(水ぼうそう)、手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)、溶連菌感染症、ノロウイルス感染症、腸管出血性大腸菌感染症(O157)‥。
HIV感染症(AIDS=エイズ)、エボラ出血熱‥‥。

皆さんも1つくらい、というか、きっといくつも見聞きしたことがあるはずの感染症。

その原因である病原体は今尚、世界のどこか‥私たちの身の回りに潜んでいます。

繰り返しながら‥。
人類がこの世から根絶に追い込めた病原体は天然痘ウィルスだけ
です。

ここにきての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
(※「COVID-19 」‥<CO>=<corona>・<VI>=<virus>・<D>=<disease>・<19>=<2019年>の意。)

ウィルスの名前は「SARS-CoV-2」。
(※「SARS(severe acute respiratory syndrome=重症急性呼吸器症候群))を引き起こすウイルス(SARS-CoV)の姉妹種であるとしての「SARS-CoV-2」と命名。)

“収束”すらしていない状況下、適当な感覚での(無知からの?)「アフターコロナ」というようなワードの使用、ホントに正しい報道なのでしょうか?

およそ100年前、第一次世界大戦の最中の1918年の春、アメリカから広まったインフルエンザのパンデミック = 「スペイン風邪」。

その感染は第2波、第3波と押し寄せ、世界中で4000万人(一説では1億人)もの死者を出し、日本での死者もおよそ38万人。

夏場には一旦は小康状態に入ったものの、秋には第2波が到来、欧米を中心して爆発的に感染。

この第2波における死亡者数第1波に比べて大幅に大きくなっていることについて、1922年(大正11年)3月30日に内務省衛生局より発行された「流行性感冒」では、

「患者数は前流行に比し約その10分の1過ぎざるもその病性ははるかに猛烈にして患者に対する死亡率非常に高く3・4月の如き81%以上に上り全流行を通して平均5.29%にして前回の約4倍半に当れり」

「流行の当初においては患者多発するも死亡率少なく、すなわち概して病性良なるも、流行の週末に近づきまたは次回の流行においては患者数少なきも死亡率著しく多く、これを箇々の患者に関し観察するも肺炎等の危険なる合併症は後期においてこれを来すもの多きが如し」

との分析がなされています。(参照 : 日本におけるスペインかぜの精密分析)

つまり第2波においてはその感染者数が少ないにも関わらず、致死率第1波に比べて4倍以上であった」ということ。

どうして「スペイン風邪」第2波が高い致死率を示したのか??

ウイルスの変異です。

“高い病原性=強毒性”を獲得したのであろうと‥。

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そもそも、はたして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)“終息”を迎えることはできるのでしょうか??


ここまで読んで頂いた皆さん、せめて私たちくらいはマスゴミどもの視聴率目当てのクソ報道に踊らされることなく、決して“自粛警察”などいう訳の分からない組織に属することもなく、ホントの意味で「正しく恐れて」是非とも(!) “収束”を目指しましょう!!
ヽ(*`Д´*)ノ !!

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