癇癪(かんしゃく)とは何か
かん‐しゃく
ちょっとしたことにも感情を抑えきれないで激しく怒り出すこと。また、そういう性質や、その怒り。「―を起こす」「―が強い」
出典:デジタル大辞泉
私の職場にいる上司の話‥さっきまで普通に話していて仕事には関係のないプライベートな質問までもしてきたりしてと、とても和気あいあい的な雰囲気だったのに‥。
自分の思う通りの作業の流れを乱されたり、指示に”直ちに”従わなかったりすると、不機嫌になるどころではなく突如、キレます。
いわゆる瞬間湯沸かし器。
再確認のために等、何か発言しようとしてもただちに遮って大声でその指示を繰り返すのみ。
再確認できないまま仮に、その指示を勘違いしてしまったりしたらもう悲惨。
突然、大声を伴った怒りながらの「ホントにわからないの!?」という演技が始まります。
何が悪かったのか? どうすればいいのか? ほんの一言伝えれば済む程度のことに対して。
「オォ‥神よ‥」みたいな感じの‥。うざっ‥。
その目を見るとすでに逝ってしまってます。こわっ‥。
こんな目に遭っている人、いませんか?
癇癪(かんしゃく)は病気なのか?障がいなのか?
かんしゃくは病気だとする解釈があります。
何故なら、子供がかんしゃくを起こす時には薬を飲ませるため、だと。
子供のかんしゃくが病気なのに大人のかんしゃくは病気ではないという理屈は成り立たない、というもの。
いわゆる「てんかん」 。なので「デパケン」を飲めと。
「デパケン」とは「デパケンR錠」のことで、一般名は「バルプロ酸ナトリウム」。[抗てんかん剤、躁病・躁状態治療剤]です。
また、病気ではなくかんしゃくは障がいであるとする解釈も。
「アスペルガー症候群」「自閉症」「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」等々。
かんしゃくは人格障がいであるという解釈。
「境界性パーソナリティ障害」。
こうなると「デパケン」うんぬんの話ではなくなってきますね。
更には、かんしゃくは気質あるとする解釈もあります。
持って生まれた気質と、生きてきた人生経験の過程により築かれた気質。
持って生まれた個性としての気質のかんしゃく‥最強‥。
一方、後天的に築かれることになった気質としてのかんしゃく。
とあるカウンセラーによるとこの場合多くは、子供の頃に軽んじられ、馬鹿にされたなどの人生経験、否定的経験を多く体験しているそうで。(そうなのかなぁ‥? ガタイも立派だし、そうは見えないんだけど)
大人になった今は、その体験が引き金になり、「また馬鹿にされるのではないか?」「また軽んじられるのではないか?」と察知すると無意識のうちに怒りが引き出されて、それが爆発するというメカニズムになります。
それよりは、生まれ育った生活環境も後天的に築かれることになった気質でしょう。
例えば、父親が母親に何かと怒鳴り、常に命令しているというような家庭であった場合など。
その子供が “ひとを動かす方法”として素直に学び、実践しているだけかも?
(って、普通は「そんなことでは人は動かないというのを学校なり社会なりで学ぶはずなんですが、ね)
癇癪(かんしゃく)にどう対処すれば?
もしも我々が何とかしようとして、何とかできるとするならば‥
《後天的に築かれることになった気質》
もはやここに頼るしかありません。となると、以下の解決法しかありません。
解決法:その1「はい」「了解」「わかりました」
この隷属的? 徒弟的? な姿勢を選択・継続。
屈辱なり抵抗を感じる人もいるでしょうが、ものは考えよう。
もはや我々はネットを活用してここまで情報を掴み、アイツの癇癪情報の背景を全て把握している状況。
もはや操っているのはアイツではなく、我々のほうですから。
マリオネットを面白おかしく思い通りに踊らせてみましょうよ?
解決法:その2「徹底交戦」
上記、カウンセラーの言葉。
「また馬鹿にされるのではないか?」「また軽んじられるのではないか?」
これが正しいとするならば、やってやりましょうよ?
当時を思い出させてやり、どころか更にはその上を行って徹底攻撃で黙らせてあげましょう。
我々がそんな個人的な理由でわりを喰うのは馬鹿馬鹿しい。
私はこの手段を取るつもりでいます。
ただ、このカウンセラーの言葉信じて交戦に挑むのは非常に危険だとも感じています。
なぜなら、生まれ育った生活環境、父親が母親に何かと怒鳴り、常に命令しているという家庭、もしも母親が少しでも反論し、逆らったとしたら一体どうなっていたのか?
まあ、想像ながら、今度は次なるステージ、暴力的手段に出てボコボコだったんでしょう、恐らくは。
生きていくというのは、なにかと大変ですよね。
みなさんはどちらの手段を選択しますか?
なにはともあれ、ともかく、Good Luck!!
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