【新型コロナ】マスクって「感染予防」に有効なの‥??【COVID-19】

2020年5月現在、私の身の回りの薬局・スーパー等どこに行ってみても相変わらず
マスクの姿を見かけません。

仮に入荷したとしてもすぐ、気色の悪い買い占め虫どもが死体に群がるウジ虫のようにうようよと湧いて出てきて、己だけが大事‥あらゆる手段を駆使して何がなんでも入手‥あっという間に空っぽに‥という状況なんでしょう、きっと。

で、今や超貴重品となってしまったそのマスク。

日々、みなさんも着用していることと思います(?)が、その目的って新型コロナウィルスが体内に侵入してくるのを防ぐために‥つまりは 感染予防 “として、ですよね ??

では、あなたにお尋ねいたします。

手作り布マスク・ガーゼ(アベノ)マスク・不織布マスク・サージカルマスク・N95マスク‥

それぞれのマスクの違いって‥??

マスク
なら何でも” 感染予防 “
“有効 “なんでしょうか‥??

というか、そもそも、どういうメカニズムで“有効 “なんですか‥‥??

ちゃんと答えられます‥??? || ω・`) チラッ..

(脱線 : ちなみに私、「ガスマスク」を持ってます。サバゲーなんかのモノではなく、軍用品の払い下げの店で買ったホンモノです。(高校を卒業した頃に。朝鮮戦争時代の??だったはず??? )
で、ホントに“有効なのか??”を確かめるため、購入直後‥部屋を締め切り‥「バルサン」を焚き‥おもむろに「ガスマスク」装着し‥侵入‥‥。
結果、見事に役目を果たしてくれました!! (*^_^*)v
が‥。顔面以外の全身、あらゆる箇所が「バルサン」クサくなってしまいまして‥。
ま、当然なんですけど‥予測してなかったものでちょっとビビった記憶が‥(^^;
新型コロナウィルス対策、普段の通勤、コレを装着してれば、カンペキじゃん‥??」
とは思うものの‥。今の時代‥。
きっと、街角で写真を撮られてSNS上に投稿され、全世界へのさらし者‥ ヾ(≧∀≦)ノ
↓↓その「ガスマスク」 の証拠写真。 (2020年5月6日 撮影) ↓↓

さらに、ちなみに私、「赤外線暗視装置 (ナイトビジョン ゴーグル)も持ってます。
もちろん米軍の払い下げのホンモノ。30万くらいしました‥。∑( ̄Д ̄ll)タカッ!! )

マスクの種類 =「医療用マスク」・「家庭用マスク」・「産業用マスク」

医療用マスク

おもに医療現場において、もしくは医療用として、空気中の飛沫対策として使用される
“感染防止用マスク”。

外科手術などの際に使われることから「サージカルマスク (=surgical mask)
とも呼ばれているマスクのことです。(※ surgical → 「外科の」・「手術の」)

ただし、「サージカルマスク」” 穴 “直径5μm(マイクロメートル)。

大腸菌などの細菌直径1μmだし、今回の新型コロナ等のウィルス直径0.1μmなので簡単にすり抜けてしまうことになり、もしもウイルス空気中に浮遊している場合には当然ながら対応できない、ということになりますよね? (後述)

家庭用マスク

日常生活において、カゼ・花粉対策防寒・保湿などを目的として使われるマスク。

素材・形状・サイズなどが豊富で、フィルター性能と通気性のバランスも良く、長時間に渡って快適に使用できることが特徴です。

産業用マスク

おもに工場などでの作業において発生する細かいチリから身を守るための
防塵(ぼうじん)対策として使用されるマスク。

「工業用マスク」・「防塵マスク」とも呼ばれます。

ただし、厳密には「防塵マスク」とは、「陽圧法マスク」・「陰圧法マスク」の違いやら、「吸気弁」・「排気弁」などという専門的なワードが飛び交う世界でのマスクのことであって、検定に合格した標章のないマスク「防塵マスク」ではありません。

よって、身の回りのホームセンター等で入手できる「防塵マスク」なるものは、あくまでも「ダストマスク」「クリーンマスク」です。

「マスク」の素材、ほぼ全てが「不織布マスク」

上記のように「医療用マスク」・「家庭用マスク」・「産業用マスク」など、なんだかんだ色々分類しても、結局のところマスク」の所属は「不織布マスク」です。

「家庭用マスク」では、その総生産数の“9割以上”「不織布マスク」。

では、残りの“1割足らず”マスクってなぁに‥?

そう!! これこそが、あの!!!!

周りの官僚ども誰も装着したくないような‥みっともない‥効果も無い‥高額の‥アホ丸出しのアベノマスク」=「ガーゼマスク」です。┐(‘~`;)┌ヤレヤレ

(参照 : マスク生産数量 – 日本衛生材料工業連合会)

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「不織布」って何 ??

「不織布」とは、そのまんま文字通り「織っていない布」のこと、繊維を織らずに
接着もしくは絡み合わせた薄いシート状の布のこと、です。

その製造過程においてそれぞれの繊維間の隙間を小さくすることができ、ろ過性・通気性にも優れています。

(画像参照 : 【コラム】マスクの材料 不織布について)


不織布(ふしょくふ)とは
(画像クリックで拡大)

「不織布マスク」は3層構造

基本、「不織布マスク」3層構造になっています。
が、不織布だけでの3層ではなく、

「不織布」+「フィルタ(特殊帯電・活性炭など)」+「不織布」

という構造です。

例えば上記「サージカルマスク」フィルタの目は非常に細かい、だからこそ信頼され医療現場で使用されるわけで、それ故に、高価となります。

更にもっと高機能なマスクである「N95マスク」は、より緻密なフィルタを使用しているため、その使用時には息苦しくすら感じることもあります。

「ガーゼマスク」の構造についてググってみたところ、「4層構造」・「5層構造」などを売り文句にしている商品があるようで。
が、それもどうやらフィルタを間に挟み込んでいる構造であって、そのフィルタの素材というのは結局のところ「不織布」だというオチのようで。

要するに、「不織布マスク」性能の良し悪しフィルタ次第ということです。

「N95マスク」とは何ぞや ?

「N95マスク」とは、アメリカのNIOSH (National Institute of Occupational Safety and Health =国立労働安全衛生研究所)による「N95」の規格を満たしたマスクのことです。

(あの東日本大震災の時に起こった福島第一原発の爆発。
当時、放射能汚染・被曝への対処として大いに話題となったあのマスクです。
中国からのPM2.5」問題の際にも登場しましたよね ?‥覚えてます‥ ?|| ω・`) チラッ..)

「N95」「N」は、「Not resistant to oil」=「耐油性なし」。

「N95」「95」は、直径0.3μm(マイクロメートル)の塩化ナトリウム (要するに “塩(しお)” ) の微粒子の95%以上捕集する性能を持っている、という意味です。

例えば、上記の「PM2.5」ですが、「PM」「Particulate Matter」=「微粒子物質」「2.5」直径2.5μm(マイクロメートル)」。

直径0.3μmの”微粒子”を95%以上確実に捕捉できる「N95マスク」なので、直径2.5μmもあるような「PM2.5」なんぞに対してはまさしく最強!!!ですよね !!!

でもね‥??

新型コロナウイルス直径0.1 μm(マイクロメートル)程度なんですけど‥ ?

簡単にすり抜けちゃうような‥??

(まとめ : コロナ (0.1μm) <  N95マスクの”穴”(0.3μm)< 細菌 (1μm) < サージカルマスクの” 穴 “(5μm)< 飛沫 (5μm) < 赤血球 (7μm) < 花粉(20μm) )

「N95マスク」が” 最強 “とされるホントの理由

繰り返しながら、「N95マスク」とは、直径0.3μm(マイクロメートル)の微粒子を95%以上捕集する性能を持っているマスクのこと、です。

で、この直径0.3μmという値ならば、直径0.1 μm新型コロナウイルス“簡単にすり抜けちゃうのでは‥? “ってのがココまでの話。

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上記、「N95マスク」の「直径0.3μm(マイクロメートル)の微粒子‥(ry 」というのは、” 動力学的質量径”  (粒子の密度を考慮した数値) 、つまりは「空気動力学径」からの「直径」のようです。
(「空気動力学径」→ その粒子と終末沈降速度が等しい密度1g/cm3 の球の直径のこと)

これを、「数量中位径」(実際の粒子の大きさ)で表すと、「直径0.075μm(マイクロメートル)

要するに、「N95マスク」とは、(実際の)直径 0.075μm(マイクロメートル)の微粒子を95%以上に捕集する性能を持っているマスクのこと』となります。

新型コロナウイルス直径 0.1 μm(マイクロメートル)。

十二分に防げますよね ?

だから「N95マスク」 =” 最強 “とされているわけです。

マスクによる “感染予防” のメカニズム

ここまで読んで頂いた方、
やっぱりガーゼマスク手作りマスクなんかは無意味なんだ‥」
と感じた方も多いと思います。

でも、マスクをしないむき身の状態に比べると無いよりはマシでしょ‥」
とも思うはずで。

その答えも含めてマスク“感染予防”「メカニズム」について掘り下げていきます。

不織布マスクには”感染予防”の効果有り!!

普段、皆さんが一般的に使用している不織布マスクについての話。

前述の通り、

新型コロナウイルス直径0.1 μm(マイクロメートル)程度。
サージカルマスク” 穴 “直径5μm(マイクロメートル)。

倍率だけで見ると、不織布マスクであるサージカルマスクさえもスッカスカ状態
なので、それぞれの直径だけから考えるとウイルスマスク素通りとなるはず。

でも、実際の手術の現場においてサージカルマスクが使用されている。
何故なのか ??

結論から言いますと、その訳はィルタにあります。

ここにおける「分子間力」・「ブラウン運動」
これが “感染予防”となっている大きな理由です。

マスクは決して、ウイルスろ過する(濾しとる)モノではありません。

分子間力とは?

分子間力(ぶんしかんりょく、英: intermolecular force)は、分子同士や高分子内の離れた部分の間に働く電磁気学的な力である。
(by wiki)

「分子は、電気的に中性である」。
しかしながら、分子全体としては電気的に中性であっても、実際には分子は常に振動していることや構成原子・その構造等によって、わずかながらの「電荷 (プラスとマイナス)のかたより」が生じます。

この「電荷のかたより」のことを「極性を持つ」と言います。
要は、分子の棒磁石、N極・S極みたいなもの、です。

磁石のN極とS極が引かれ合うのと同じく、「極性を持った」分子がプラス極性であれば、マイナス極性の分子と引かれ合うこととなります。

身近な例でいうなら「表面張力」「静電気」

ピンときました?

つまり、この分子レベルでの「近づいてきたら引かれる」という性質を利用して、マスクの間に挟み込まれているフィルタにてウィルス確保”しているわけです。

ブラウン運動とは?


(画像参照 : mat05.pdf)

ブラウン運動(ブラウンうんどう、英: Brownian motion)とは、液体のような溶媒中に浮遊する微粒子(例:コロイド)が、不規則(ランダム)に運動する現象である。(中略)この現象は長い間原因が不明のままであったが、1905年、アインシュタインにより、熱運動する媒質の分子の不規則な衝突によって引き起こされているという論文が発表された。この論文により当時不確かだった原子および分子の存在が、実験的に証明出来る可能性が示された。後にこれは実験的に検証され、原子や分子が確かに実在することが確認された。(by wiki)

「ブラウン運動とは?」について、分かりやすく解説することに挑戦してみます。

「気体中や液体中にある分子は、常に不規則(ランダム)に運動している」ことをロバート・ブラウンという植物学者が発見しました。
その原因をあのアインシュタインが
「熱運動する媒質の分子の不規則な衝突によって引き起こされている」
と論文で発表したことで、当時は良く分かっていなかった原子・分子の存在証明の可能性が示され、後のち、これらが確かに実在することが確認されました。

(↑↑ 「黒色の媒質の粒子(波動が伝わる場となる物質・物体)の不規則な衝突により、黄色の分子が不規則に運動している」の図。)

この「ブラウン運動」ですが、温度が高いほど、加えて微粒子の直径が小さいほど激しくなります。

つまり「粒子が小さくなればなるほど、フィルタ“確保”されやすくなる」ということであり、実際のサージカルマスク” 穴 “直径5μm(マイクロメートル)は、さほどには重要ではないことにはなるものの、ただし、「粒子が100% “確保” されるわけではない」ということには注意が必要、ということとなります。

マスクは”感染予防”ではなく”感染拡大予防”に使用すべし!!

前述のとおり、ウイルスは小さいため、マスクの隙間を通り抜ける」間違いでした。

が、それはあくまでもマスクの繊維の隙間」の話であって、「マスクと肌との隙間」をなくすようしっかりと密着させ、マスク内への空気の流入を防ぐように着用をしなければ意味がありません。

なぜなら空気はわざわざ通りにくいマスク繊維の通過ルートよりも、顔との隙間を選んで流れ込もうとするからで、こうなってしまうとマスクのフィルターの性能についての考察など、そもそも全く無意味です。

加えて、これはあくまでも“飛沫感染”における“感染予防”であって、もう一つの感染経路、“接触感染”においての“感染予防”とは全く別の話。

例えば、ちゃんとマスクが防御してくれたとしても、それを触わることでウィルスが付着した手指で目をこすったり等すれば‥“接触感染”の可能性が高まることとなります。

マスクによる“感染予防”は非常に難しい。

であるからこそ、プロ集団である医療従事者たちでさえも“感染”してしまうのでしょう。

ハムスターで実験、マスク着用でウィルス感染が2割以下に!!

香港メディアによると、実験では新型コロナに感染させたハムスターを入れたケージを、健康なハムスターのケージの隣に設置。感染したハムスターの側から健康な側に風を送ったところ、1週間以内に15匹中10匹がウイルスに感染した。
一方、健康な側のケージに医療用マスクで作った障壁を取り付けると感染率は33.3%に、感染した側に付けると16.7%に低下。また、マスクありの状態で感染したハムスターは、マスクなしの感染に比べ、体内のウイルス量が少なかったという。
研究チームを率いた袁国勇教授は「マスクの有効性は明らかだ。感染しても、ウイルス量が少なければ重症化や死亡リスクは低くなる」と述べた。(by 時事ドットコム)

(画像クリックで拡大)

我々が日々着用している不織布マスク( サージカルマスク)、その効用は ??

“感染予防”としては「33.3%」。

対して、“感染拡大予防”においては「16.7%」。

お分かりですね ?

マスク自分自身“感染予防”ではなく、他人への感染拡大予防”のために使用するもの

ということが第一義なのです。

この「他人に感染させないために」という意識をもってのマスク着用が、回り回って最終的には「自分が感染しないために」に繋がる、というわけですね。

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“自粛警察”とやらを始めとして、どうにも世の中の皆さん‥。
視聴率を得ようとしているだけのマスゴミどもにその無知を利用され、あまりにも踊らされ過ぎ‥に思います。

結果、この「新型コロナウィルス」をまるで  “空気感染”するウィルスかのように捉えてしまっていて‥。
神経衰弱に陥ってるんじゃね‥? 」と心配になってしまう“可哀想なヒト”が身の回りにも‥。

で、結局のところ、ガーゼマスク(アベノマスク)手作りの布マスクの効用は ??

新型コロナウィルスに関して、WHO(世界保健機関)が「いかなる状況においても勧めない」とか言ったり、逆にアメリカのCDC(疾病管理予防センター)は“感染拡大防止”の観点からマスク推奨だったりで‥。

答えは、アナタ自身で出してみてください。
(ここまでジックリ読んで頂いたアナタなら、きっと正解は出せます。)

前述の「フィルター能力」、「分子間力」・「ブラウン運動」からすると ??
(ヒント : 例えば、いくつも重ねて使用すれば‥? 等々。)

あくまでも「他人に感染させないために」の考えのもとに、ね。
(少なくとも “飛沫感染” を防ぐための “咳エチケット” に対しての効果はありますよね ?)

※ まだまだ興味のあるヒトは「BFE・VFE・PFE」辺りでググってみてください。

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最期にもう一度。

マスクは健康なアナタをウイルスから守ってくれるものではありません。

※【補足】 ガーゼマスク(アベノマスク)“感染予防”の効果、科学的に立証はされていないものの、その着用による以下の確実な効用はあります。
・保湿・保温機能

(気管・気管支の乾燥を防ぎ、絨毛運動が活発化、異物を排出する機能が高まる)
・無意識な、手指による口・鼻への接触の防止
(“目”への無意識な手指の接触は防げませんが‥ま、意識くらいは持てるでしょ、たぶん)
・繰り返しの使用が可能
(アベノマスクの際も張り切ってアベはこの点を強調してましたね?w ‥で? いつ届くの‥?)
・アレルギー体質
(使用されている化学繊維‥ナイロン・ビニロン ・ポリエステル・ポリプロピレン‥等。
天然素材である綿には敵いませんね‥)
・防寒
(「あったかいから」です‥。)

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