【バルス!!】宮崎アニメで最高の作品は《ラピュタ》であるというお話

rapyuta

我らがニッポンその文化の一つとして代表されるアニメ

その世界において頂点に立っている 宮崎駿大先生。

その数ある作品「これまでの最高峰は?」と尋ねられれば、迷うこと無く誰もがやっぱり【天空の城 ラピュタ】と答えますよね? 

というか、敢えて言ってしまうと、そこで終わっているとも言える‥‥。



【天空の城 ラピュタ】 以前の宮崎作品について

例えば「侍ジャイアンツ」が大好きでした。宮崎先生は関わってます。

「ルパン三世(ファーストシリーズ)」も大好き。関わってます。

「未来少年コナン」については言わずもがな。

要するに宮崎先生の作品を追っていたわけでははく、好きになった作品の裏には必ず宮崎先生がいたということです。

宮崎先生の名前を始めて意識したのは「ルパン三世 カリオストロの城」でした。

「ルパン」に関してはこれまでの先発組が素晴らしかったため、当時はどこの誰かも知れない監督のアニメなんぞ‥と思いながら見たのを覚えています。

見終わった結果の感想‥‥素晴らしすぎる!!

ここで反省して宮崎先生の名を認識した時点で「風の谷のナウシカ」 が来ます。

これはもう最高!!!!! モロに、はまりました。

この辺りでジブリが出てきて、いよいよの「天空の城ラピュタ」です。

【天空の城 ラピュタ】に触れた瞬間

期待値最大で迎えた「天空の城ラピュタ」でしたが主人公の男の子・パズーの声を聞いた瞬間、大嫌いだったアニメ「ダッシュ勝平」を思い出してガッカリしたのを覚えています。

が、その後は流れに飲み込まれてしまってそんな懸念など微塵も感じることもなく十二分に楽しむことができ、今となっては最高峰の作品となっています。

【天空の城 ラピュタ】極上のシーン

何といっても「パズーによるシータ救出の場面ですね。

王女を守るべき使命を受けている目覚めたロボット兵

そうとは知らずにそのあまりにもダイナミックすぎる救護活動におびえるだけのシータ

そりゃそうだわな。

小さい女の子の救護活動としては誰の目から見ても明らかに“異様な守り方”を見せるんだから。

まずは爆破、そして爆破、とにかく爆破。

‥おいおい‥メチャクチャやんけ‥。

その戦法で王女様が相当な巻き添えを喰らってるんですけど‥? 

という得体の知れない爆破のプロの手のひらの中についに確保されてしまったシータ

それはまあ仕方ないとして、さてロボット兵。

王女様をようやく手中にしました。で? どうやって守るのかな? 次なる行動は?

爆破活動を続けるのみ‥

鬼畜の徹底排除作戦に出た‥。

しかも手の中に守るべき存在を抱えながら‥。

「ナウシカ」における「巨神兵」のごとくに圧倒的な攻撃力の差を見せつけるという戦法。

が、上空から信管を抜いた砲弾を胸に喰らってついに撃沈。

ここで手の中に握られていたままだったシータパズーの救出活動を認識。

そしてこの危険極まりない爆破のプロが実は味方であったことを知る‥。

パズーに救出を託してシータを塔のてっぺんに立たせるロボット兵‥。

無言のままに崩れゆくロボット兵‥。

訳も分からぬままその指に両手を添えながらシータは泣き叫ぶ。

「パズー!!!」


この切なさの表現‥‥。実にお見事‥‥。

映画でいうならパッと思いついたのが「レオン」。アニメでならば「ガンダム」のリュウ戦死の場面、「宇宙戦艦ヤマト」の真田さんと斉藤の戦死シーンかな。

後世に残るこの名シーンを確立できたのは、何と言ってもシータの演技それを担当した声優さん(よこざわけい子さん)のお手柄です。



【天空の城 ラピュタ】以後の宮崎作品について

1986年「天空の城ラピュタ」以降、1988年「となりのトトロ」、1989年「魔女の宅急便」と続いていくわけですが、1992年「紅の豚」辺りから徐々におかしくなってくる‥。

声優さんの顔が見えてくるのだ‥。

ポルコ・ロッソ (森山周一郎)

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マダム・ジーナ (加藤登紀子)

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おじいさんとおばあさんの恋愛事情‥。知らんがな。

1997年「もののけ姫」‥

顔が見えるに加えて、そもそも声優さん‥なのか?

というか、その演技力の無さ‥そのレベルの低さが・・。

サン (石田ゆり子)

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アシタカ (松田洋治) 

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2001年「千と千尋の神隠し」。

父親「内藤剛志」、母親「沢口靖子」、湯婆婆・銭婆「夏木マリ」等々素人声優のオンパレード。

2004年「ハウルの動く城」。

これが個人的には決定打でした。

ハウル「木村拓哉 (SMAP)」ソフィー「倍賞千恵子」。

終わったな‥と。

それ以降が「崖の上のポニョ」、「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」。

終わってますよね。実際。

何故、宮崎駿はプロの声優を起用しないのか?

よく言われているのが、宮崎先生が目指しているのはリアルということ。

個人的には全く理解できませんが。

虚構中の虚構であるアニメ、何故声だけにリアルを求める?

仮にリアルを求めるのはいいとして、何故顔の見えるど下手な俳優・女優・タレントを起用する?

それがホントの理由なら、一般公募すりゃいいじゃんか。

もしくは、声優さんは声のプロなんだから、その求めているリアルとやらをとことんそっちに要求しろよ。

何にせよ少なくとも、レベルの低い作品なのに客に映画代を支払わせて平気な顔をしているジブリの姿勢には疑問を感じますね。

バルス!!


 

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