ニュースで報道される「全身を強く打ち死亡」等の本当の死因とは?

新聞テレビラジオといったマスゴミどもによって日々伝えられる事件・事故についての「ニュース」・「報道」‥。

この中で用いられている、ニンゲンが「死亡」した際の表現、

「頭を強く打ち死亡」・「全身を強く打ち死亡」。

いったいどんな状態なんだろ‥??あまりにあいまい過ぎる‥と疑問に感じたこと、ありませんか??

結局のところ、実際の「死因」は何なの?? と。

その他、常々気になっていた「あいまい」についても調べてみました。

「頭を強く打って死亡」

死亡事故などにおいて頭部の損傷がひどい状況を表す表現。「頭部を強く打って死亡」とも言う。原形をとどめていないような激しい損傷などを示す婉曲的な表現として用いられる。(by weblio)

脳挫傷

脳挫傷とは、鈍体による打撃や圧迫によって脳の内部の組織が損傷した状態のこと。

脳挫滅

脳挫滅とは、外部からの衝撃や圧迫によって脳の内部の組織が破壊されること。

(参考過去記事 : 治るのか・・脳挫滅・脳挫傷・脳震盪の違いは? )

「全身を強く打って死亡」

死亡事故などで、遺体がひどく損傷しているさまを示す婉曲的な表現。原形をとどめないほどはなはだしい変形・損傷を意味する。「頭を強く打って死亡」などのように、局所的な状況を言う場合もある。(by weblio)

「全身打撲による骨折」

単純骨折 普通の骨折。

圧迫骨折  潰された状態の骨折。

螺旋骨折 – ねじられた状態の骨折。

・破裂骨折 – 圧迫を受けて粉々な状態の骨折。

・粉砕骨折 – 亀裂が複数あって骨が細かく砕かれている状態の骨折。

・薄利骨折 – 筋肉の収縮により腱と骨とのつなぎ目がはがれた状態の骨折。

・疲労骨折 – 繰り返し加えられた圧力による骨折。

・複雑骨折 – 皮膚を破って骨が体外に露出してる状態の骨折。

「内臓破裂」

転落,転倒,衝突などによる強力な鈍的作用で,内腔をもった臓器 (胃,腸,膀胱) や実質性臓器 (肝臓,脾臓,腎臓) が破裂する状態をいう。(by コトバンク)

「脊髄(脊椎)損傷」

脊髄損傷(せきずいそんしょう、英語:Spinal Cord Injury)は、主として脊柱に強い外力 が加えられることにより脊椎を損壊し、脊髄に損傷をうける病態である。(by wiki)

「出血性・外傷性ショック」

ショック症状 – 血圧が急激に低下して全身に血液が行き渡らなくなり、細胞の要求する代謝を満たせないほどにまでに身体の組織循環が低下していることにより引き起こされる症状のこと。意識混濁・臓器の損傷など。

出血性ショック – 大量の出血を起こした際に、内臓機能を維持するための血液量を保つことができなくなってしまったショック症状のこと。

・外傷性ショック – 外傷を原因とする出血によるショック症状のこと。
身体の表面からの出血問わない。

「頭蓋骨陥没」など

上記、「頭を強く打って死亡」を参照。

「飛び降りて(落下して)死亡」

前述、「全身を強く打って死亡」にほぼ同じで、“はなはだしい変形・損傷”です。

ココには載せられませんので、興味のある方は「岡田有希子 自殺 画像」のキーワードででググってみてください‥。(「潰れたトマト」、もしくは「スイカ」とか‥?)

「電車にはねられ死亡」

轢死(れきし)

轢死とは、電車・自動車(トレーラー!!)など、車輪に轢(ひ)かれてれて死亡すること。

告白‥私、高校時代には地学専攻ということもあって、「泥・砂・(れき)」の流れでの“れき”だと思い込んでました‥(^~^;)

この連想から轢死」となると、その死体「バラバラ」とか「グチャグチャ」と状況を想像してしまって礫死」=“肉片の塊”を連想しまっていました‥。

実際の意味においては、馬車や自転車による車輪に轢かれてのに相当するわけで、私が勘違いして想像していた礫死」=“肉片の塊”というこんな悲惨な状態に必ずしもなるとは限りません。(ニンゲンの身体も意外と強いですし?)

以降は、「全身を強く打って死亡」にほぼ同じ。

(余談。中学生の頃の話‥。通学時に使っていた最寄りの駅のすぐそばの踏切で「飛び込み自殺」があって、その目の前にあった洋菓子店のウィンドウを突き破ってご本人の「手首」がケーキの上に乗っかった‥という噂が広まって。
ホントかウソはいざ知らず、これが原因かすらも分からないけれども、結局、潰れましたね、その店)

首を絞められ死亡

絞殺

ロープやコードなどの「道具を使った首絞め」のこと。

扼殺(やくさつ)

「道具を使わず」、自らの手で喉を圧迫する等しての、窒息死

ちなみに、自ら首を吊っての自殺の場合は「縊死(いし)」です。

誘拐・略取・拐取・拉致

 

略取・誘拐罪(りゃくしゅ・ゆうかいざい)とは、人を略取若しくは誘拐する行為のうち、未成年者に対するもの、又は身代金、国外移送、営利、わいせつ、結婚若しくは生命身体への加害の目的で行うもののことであり、刑法 (日本)ではこれを犯罪としている(同法224条 から 229条)。 (by wiki)

誘拐

他人を騙して誘い出して連れ去ること。「 かどわかし」とも言う。
この定義からして、おもに「未成年」が対象。

略取

暴行や脅迫などによる連れ去り。
騙して誘い出すことが困難な「成人」が対象。

拐取

法律で、「誘拐」「略取」の併称。

拉致

ある個人の自由を奪い、別の場所へ強制的に連れ去ること。連れ去り。

「拉致」は法律用語ではなく、マスゴミ用語。刑法では「略取」

重傷・重症・重体 (重態)

重傷

大きなケガ負って入院の必要もあるものの、内蔵など生命維持に関する器官の損傷はほぼ無く、意識もあって命には別条は無い状態のこと。

全治1ヶ月以上と診断されるケガ。
(全治が1ヶ月未満のケガは「軽傷」。)

重症

何らかの病気による症状が非常に重い状態のこと。

重体 (重態)

ケガ・病気に関わらず、生命維持器官に大きな損害があり、命に危険が及んでいる状態のこと。

全治1ヶ月以上と診断され、後遺障が残る恐れがあるもの。

ちなみに、日本新聞協会により報道上では「重態」は、すべて「重体」と書くように統一されています。

保護された・発見された

無事保護された

何の問題もないまま、生存した状態で見つかった場合。

保護された

ケガや疾病など、何らかの問題がある状態で見つかった場合。

発見された

死亡している状態で見つかった場合。

単に「見つかった」とも。

死体・遺体

死体

身元不明の「死者」のこと。

不意に無関係な場所で発見された「死者」に対しても用いられる。

遺体

身元が判明している「死者」のこと。

捜索されている対象の「死者」だとみなされる場合にも用いられる。


その他の表現。

「死骸」(しがい)・「遺骸」(いがい)・「亡骸」(なきがら)・「屍」(しかばね)・「骸」(むくろ)・「ほとけ」(「ほとけさん」)など。

ちなみに、「遺体」「物扱い」となります。
なので、「霊柩車」「一般貨物自動車」
よって遺体搬送中」=「貨物運搬中」です‥。

わいせつな行為・みだらな行為・いかがわしい行為

わいせつな行為

「性交なし」の場合です

わいせつ(猥褻)とは、社会通念から見て性的に逸脱した状態のこと。

「徒らに性欲を興奮又は刺激せしめ、かつ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義的観念に反するもの」。

つまり「姦淫」(道義に反する肉体関係)が無かった場合です。

刑法上の取り扱いについての例は以下の通り。

強制わいせつ罪

13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6ヶ月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする(刑法第176条)。本罪は性別を問わず成立する(刑法第177条の場合と異なる)。(by wiki)

みだらな行為

「性交あり」の場合です。

みだらな行為 = 淫らな行為 = 「淫行」。

「淫行」とは、「青少年を誘惑し、威迫し、欺罔(ぎもう)し、又は困惑させる等その心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交又は性交類似行為のほか、青少年を単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱っているとしか認められないような性交又は性交類似行為」のこと。(福岡県青少年保護育成条例についての最高裁の判断)

姦淫があれば「強姦罪」(「強制性交等罪」)となるようです。
(民法731条、「男は、十八歳に、女は、十六歳にならなければ、婚姻をすることができない。」
上記の「淫行」の女の子は当時16歳であった少女。真剣な交際であったとすれば‥?? 色々考えてしまいます σ(´、丶) ??)

強姦罪

暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫、または、13歳未満の女子を姦淫することを内容とする犯罪である。(by wiki)

強制性交等罪

暴行又は脅迫を用いるなど、一定の要件のもとで性器を挿入する行為(強姦)を内容とする犯罪類型。刑法177条から180条に定められる。性犯罪の中で最も重い犯罪とされる。かつては強姦罪(ごうかんざい)が存在したが、2017年(平成29年)7月13日に、男性が被害者の場合を含む性別不問の強制性交等罪の規定が設けられたことに伴い、強姦罪は廃止され、強制性交等罪がその役割を引き継いだ。(by wiki)

いかがわしい行為

性行為又は性交類似行為には当たらないものの、性的に社会的・道義的観念に反する行為のこと、です。

「いかがわしい行為」というのは法律用語ではありませんし、そもそも「いかがわしい」の意味としての第一義は「怪しげ、正体がはっきりしない、疑わしい、信用できない」であって、「風紀上・道徳上よくない、みだらな、好ましくない」などの性的な意味は本来持ってはいません。

よって、マスゴミどもがいう「いかがわしい行為」の場合、姦淫(性交)を含まない「わいせつな行為」を更にマイルドにして表現しているもののようです。


以上です。

日々、垂れ流されている「ニュース」「報道」を読み解くお力に多少なりともなれたでしょうか??

本来、マスゴミどもの役割ってのは、手前勝手な、その基準さえ明らかにしないまんまの判断による「料理(調理)済み」の「ニュース」「報道」を流すことではない‥。

冷静に(時には冷酷であっても)「事実は事実」として、そのまんまを伝えるってのが当たり前の姿勢でしょ‥。

が、我々は、どこの誰かも分からないヤツらの意味不明の判断基準を通り抜けた情報しか受け取れず、これを甘んじて受け入れるしかないという現状‥。

非常に不愉快ですね。

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