アニメ界のアカデミー賞ともいわれる第44回アニー賞の発表・授賞式が4日、米ロサンゼルスで開催され、長編インディペンデント作品賞にスタジオジブリの日仏共同作品「レッドタートル ある島の物語」(マイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督)が輝いた。
同部門では「君の名は。」(新海誠監督)と「百日紅 Miss HOKUSAI」(原恵一監督)の日本作品もノミネートされていた。
ちなみに作品賞はディズニー・アニメーション作品の『ズートピア』。
それはともかく、アニー賞って何??
アカデミー賞は知ってるし、グラミー賞も‥。エミー‥?
とにかくその辺、まとめてみました。
米エンターテインメント界の4つの賞
「アカデミー賞」
アメリカ映画の健全な発展を目的に、キャスト・スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための映画賞。授与されるオスカー像から、単にオスカー(Oscars)とも呼ばれる。
アカデミー賞は授賞式前年の1年間にアメリカ国内の特定地域で公開された作品を対象に選考され、また映画産業全般に関連した業績に対して授与される。
「グラミー賞」
アメリカの音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞。今日では世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされている。
「トニー賞」
ニューヨーク・ブロードウェイの劇場での演劇及びミュージカルの賞。トニー賞はアメリカの演劇界で最も権威ある賞と見なされている。
「エミー賞」
アメリカのテレビドラマを始めとする番組のほか、テレビに関連する様々な業績に与えられる賞である。知名度が非常に高くアカデミー賞をもしのぐほどの注目を集めるのが、単に「エミー」と略されることが多い。
そして、アニー賞とは?
国際アニメーション協会(ASIFA)が主催する1972年から始まったアニメ界のアカデミー賞といわれる賞です。
2002年、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」が長編アニメ映画・監督・脚本・音楽の全4部門を制覇して以降、日本作品が何度も入賞しています。
結局、何かあんまりその有り難さが分からないけど‥。
入賞というのはすごい事!! おめでとうございます。
その他の賞についてのまとめ
「ピューリッツァー賞」
新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられるアメリカで最も権威ある賞。アメリカ国内の新聞社や通信社の報道機関のみが対象であり、テレビやラジオ等の放送ジャーナリズムは対象外である。
「ピーボディ賞」
アメリカのテレビ・ラジオ・ウェブサイトの優れた放送作品に贈られる賞。1941年に始まり、メディア関連賞としては最古の賞である。ピューリッツアー賞とは異なり、部門は設けられておらず優秀な作品にはジャンルを問わず贈られる。
主に放送ジャーナリズム、ドキュメンタリー、教育番組などの分野に対して贈られる。
「ゴールデングローブ賞」
アメリカの映画とテレビドラマに与えられる賞。ハリウッド外国人映画記者協会の会員の投票により選定される。アカデミー賞の前哨戦としての注目度も高い。
「ゴールデンラズベリー賞」
アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰するものでラジー賞(Razzies)とも呼ばれている。
まとめてみると、なるほどそうだったなぁと思います。
しにても、全てがアメリカ。
我が国にも「日本アカデミー賞」があるけれども‥。
結局、エンターテインメント界は全てアメリカに牛耳られている。
せめてアニメにおいてはもっと影響力を見せて欲しいところだけど。
ま、ガツガツ行かないその奥ゆかしさが日本人のいいところ??
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