東京上野の国立西洋美術館にて アルチンボルド展 が開かれます。
2017.6.20(火)~9.24(日)
本展は、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点のほか、素描などおよそ100点により、この画家のイメージ世界の生成の秘密に迫り、同時代の文脈の中に彼の芸術を位置づけ直す試みです。
だそうです。
いまだに「歌川国芳の寄せ絵はアンチンボルドのパクりだと思ってないの? 」というような拘りを持っているような人もいるのですが、ここでは純粋に作品として楽しんでいきましょう。
ジュゼッペ・アルチンボルド
ジュゼッペ・アルチンボルド (Giuseppe Arcimboldo, 1527年~1593年7月11日)は、イタリア・ミラノ出身の画家。
静物画のように緻密に描かれた動植物や果物、 野菜、書物、料理、道具などを組み合わせて表現された面白い肖像画で知られています。
なんというのか‥ 痺れませんか? p(´⌒`;)
作品名 : 「春」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「夏」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「秋」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「冬」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「司書」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「フローラ」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「地」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「水」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「火」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「風」 (画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世」 (画像クリックで拡大表示)
(画像出典 : Wikipedia)
歌川国芳
歌川国芳 (うたがわ くによし、寛政9年11月15日(1798年1月1日)~文久元年3月5日(1861年4月14日)は、江戸時代末期の浮世絵師。
150年ほども前の「寄せ絵」の面白さが作品タイトルを含めて半端ない。
これまた‥ たまらん‥。 p(´⌒`;;)
作品名 : 「みかけハこハゐが とんだいゝ人だ」 (見かけは恐いが とんだ良い人だ)
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作品名 : 「人かたまつてひとになる」 (人かたまって人になる)
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作品名 : 「人をバかにした人だ」 (人をばかにした人だ)
(画像クリックで拡大表示)
作品名 : 「としよりのよふな若い人だ」 (としよりのような若い人だ)
(画像クリックで拡大表示)
国芳一門のニャンコづくし
作品名 : 『猫の当て字』「かつを」(国芳)
作品名 : 『猫の当て字』「なまづ」(国芳)
作品名 : 『猫の当て字』「ふぐ」(国芳)
作品名 : 『猫の当て字』「たこ(た古)」(国芳)
作品名 : 『猫の当て字』「うなぎ」(国芳)
作品名 : 「小猫をあつめ大猫とする」(芳藤)
作品名 : 「化け猫」(芳藤)
その他、今回の記事とはまったく関係はないものの、「於都里伎(おつりき)」もとても面白いので、別記事で紹介しようかと思っています。
その予告。
Q : ヒトがこの影絵を作るにはどうすれば良いでしょうか?
(画像クリックで拡大表示)
A : 答えは以下の通りです。
(画像クリックで拡大表示)
笑えません?
どうみても実現不可能だし、実際に解説文として
「妻に呆れられるので離縁してからやったほうがいい」
「こんなたわけを頼りにしている妻子が不憫」
などという冗談めかしたコメントが添えられているそうです。
今回はこれにて。
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