バンジージャンプがしたい!! どこにあるんだろう?

bungy

何故こんなものを楽しみたいと思えるのか‥。

こわい‥ホントにこわい‥。

バンジージャンプとは高層ビルや橋の上などといった高い場所から命綱一本で飛び降り、そのフォームの美しさなどを競う競技、またはアトラクション。

バンジー (bungy)とは英語ニュージーランド方言でゴムひものこと。

つづりはニュージーランドでは「bungy」、英国や米国では「bungee」です。

バンジージャンプのルーツは?

バンジージャンプのルーツは、メラネシアにあるバヌアツ共和国、ペンテコスト島における成人の儀式である「ナゴール」だと言われています。

バンジージャンプといっても、我々が想像するようなしっかりとした安全対策が取られたものなどではなく、背の高い木にやぐらを作り、その頂点に縛りつけたつるを足首に巻きつけてジャンプするだけという極めて危険なものです。

やぐらの高さは20〜30メートル

参加者が自ら5~7週間かけてジャンプ台であるやぐらを、すべて植物から作ります。

命綱となるバンジーのひもはヤムイモのつるです。

足に縛り付けるつるは自らが慎重に選びます。

いわゆるバンジージャンプのゴムひもとは違ってつるには伸縮性がないため、相当な衝撃がかかります。ジャンプの後に破損されているやぐらが、その衝撃の強さを物語っています。

短すぎるつるは、落下の衝撃による足首の破壊ややぐらへの衝突、逆に、長すぎるつるや強度の弱いつるは、直接の地面への激突を招くことになります。

地面は普通の土なので、良くて大けが、下手すれば即死です。

つるが己の命の全てを握っているため、その選択は自らが慎重に行います。

儀式に参加するのは10歳前から30歳ほどまでの男性で、現在でも毎年4〜5月のヤムイモの収穫の時期に行われており、豊作祈願の意味も込められています。

このスリル満点の儀式を見ようと毎年たくさんの観光客が訪れており、今ではアトラクションとして観光客向けのジャンプも用意されています。

まさに「命がけ」のこの成人式の儀式、これが現在のバンジージャンプの原点となった「ナゴール」です。

ナゴールの由来

ナゴールの由来は、1000年ほど前の一組の夫婦。
夫が妻に暴力を振るったことで、妻は逃げ出し背の高い木に登り隠れていた。
それが見つかり、怒った夫は捕まえようと木に登ってきた。
妻は捕まるその寸前に木から身投げをし、それを追った夫も飛び降りた。
夫は地面に叩きつけられ死亡、しかし妻は足首につるを巻きつけていたおかげで一命を取り留めることができた、という逸話。

この出来事が儀式として発展したものが「ナゴール」で、バンジージャンプの起源と言われています。

橋の上から飛び降りるバンジージャンプ

竜神バンジー

“日本一高いブリッジバンジー。その高さは100メートル”

茨城県の常陸太田市天下野(けがの)町にある全長375メートルの吊り橋、竜神大吊橋から飛び降りるバンジージャンプ。

ジャンプ直下は湖面。橋のあちこちにガラスフロアがあるため、いたるところで水面までの高さを感じる事ができる。

高さ 100メートル
料金 ¥15、000
年齢 15歳以上
体重制限 40 ~105 kg
通年営業
9:00~17:00 (16:30が最終受付)

〒313-0351 茨城県常陸太田市天下野町2133-6

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五木村バンジー

“小八重橋から66メートルのバンジージャンプ”

「五木の子守唄」で知られる開催地の熊本県五木村。1,000メートル級の山々が連なる山岳地帯に位置する村で、面積の約96%が山林。

下を流れる川辺川は「日本の綺麗な川」トップ3にも入っており、最下点では、川のレベルによって川面にウォータータッチができることも。

高さ 66メートル
料金 ¥12、000
年齢 15歳以上
体重制限 40 ~105 kg
通年営業
9:00~17:00 (16:30が最終受付)

〒868-0201 熊本県球磨郡五木村甲2672-8

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猿ヶ京バンジー

“九州唯一のブリッジバンジー。62メートルからのスリルのジャンプ”

赤谷水管橋は周りが木々で覆われた渓谷。湖面に向かってジャンプ。

両足首を固定しないボディーハーネス使用のフリースタイルのバンジージャンプ。両手両足が自由なのでその解放感は満点。
ジャンプ後は日本初のウインチ方式で橋の上に引き上げられるため、上昇しながらの景観を楽しめ、その後すぐに皆で感動を分かち合える。

高さ 62メートル
料金 ¥10、000
年齢 15歳以上
体重制限 40 ~105 kg
冬季期間を除き毎日営業(冬季期間は木・金曜日定休)
9:00~17:00 (16:30が最終受付)

〒379-1404群馬県利根郡みなかみ町相俣1731

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富士バンジー

“東海エリア初、須津渓谷橋から「大棚の滝」に向けてのバンジー”

場所は静岡県富士市の絶景ポイントとして観光にも大人気な須津渓谷橋。54メートルから名勝「大棚の滝」に向けてバンジージャンプするという、他の場所では絶対に味わえない景色のバンジースポット。

安全第一で、「究極の度胸試しを用意」している。

高さ 54メートル
料金 ¥9、000
年齢 15歳以上
体重制限 40 ~120 kg
通年営業(火・水曜日定休)
9:00~17:00 (16:30が最終受付)

〒417-0847 富士市比奈須津渓谷橋

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みなかみバンジー

“日本一歴史の長いブリッジバンジージャンプ”

諏訪峡大橋は利根川から42メートルの高さに架けられた橋。日本のブリッジバンジーはこの橋から始まった。2007年から毎年7000人以上がバンジー、これまでに5万人以上がジャンプしている。

友人や家族がバンジージャンプの光景を見て楽しんだり、壮大な谷川岳を背景に、ジャンパーの写真やビデオ撮影もできる。

高さ 42メートル
料金 ¥8、000
年齢 15歳以上
体重制限 40 ~105 kg
4月~11月(火・水曜日定休)
9:00~17:00 (16:30が最終受付)

〒379-1612群馬県利根郡みなかみ町小日向143

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開運バンジー

“開運橋からの開運祈願の30メートル級バンジージャンプ”

文化財に指定されている開運橋からのジャンプ。30メートルバンジーは初心者でもチャレンジしやすいレベル。

3Dカメラのレンタル付きなので、ジャンプ中の顔を撮影できる。手足が自由なバンジースタイルは開放感抜群、360°パノラマのムービーは迫力満点。

高さ 30メートル
料金 ¥9、000
年齢 15歳以上
体重制限 40 ~105 kg
通年営業
9:00~17:00 (16:30が最終受付)

〒636-0923 奈良県生駒郡 平群町信貴山2280−1

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常設のバンジージャンプ・アトラクション

ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド

高さ 30m

〒 711-0926 岡山県倉敷市下津井吹上303-1


よみうりランド

高さ 22m

〒206 -8725 東京都稲城市 矢野口4015-1


マザー牧場 

高さ 21m

〒299-1601 千葉県富津市田倉 940-3


南知多グリーンバレイ

高さ 20m

〒470-3321愛知県知多郡南知多町内海打越77-1

日本国内で発生した事故

1995年9月10日、愛知県知多郡南知多町のテーマパーク「南知多グリーンバレイ」で、跳ぶ番になり怖くなった客が、ためらった後、従業員の右腕をつかんでジャンプ。従業員は命綱を着けておらず、高さ約18.5メートルのジャンプ台から転落、即死した。地面には幅6メートル、縦9メートルの二層式のエアマットがあったが、従業員の体が振られたため、マットから約50センチ離れた芝生に叩きつけられた。

1998年12月20日、大分県別府市の「城島後楽園ゆうえんち」で、逆バンジーの座席がワイヤから外れ、鉄塔に激突した後、コンクリートの地面に落下、客2人が重軽傷を負った。

2002年6月22日、群馬県利根郡新治村(現・みなかみ町)の赤谷川に架かる水管橋に設けられた「猿ケ京バンジージャンプ場」で、約60メートルの高さから客がジャンプした際に、ゴムロープが伸びきった川面まで3メートルのところで、足首とゴムロープを繋ぐベルトから足首が抜け、深さ4メートルの川に落下し、顔などに軽傷を負った。
(wikipedia)

バンジージャンプは、人為的なミスをなくすよう設計された厳格なガイドラインにもとづいた操作マニュアルに沿って催行されているので、安全です。

一連の安全チェックに加えて、バンジーの設備品は工業用に開発されたもので、ロープ、ハーネス、カラビナなど全てがロッククライミング界でも高評価を得ており、バンジージャンプ界においてもさらに耐久性の高い入手できる最高の器具のみを使用しているので、安全です。

これら全ての器具は日々メンテナンスされているので、安全です。


ちなみにバンジージャンプで使用されるロープは、沢山の細いゴムを束ねたもの。そのうちの数本が切れたくらいではその機能が損なわれることは絶対にないので、安全です‥。


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