《加藤、魂の叫び》
「お前、10年ぶりだなぁ。こうやって、2人で、テレビの前で話すの。どういう気持ちだ?今」
「お前いなくなって、10年ぶりだなぁ、カメラの前でしゃべんのぉ、2人でこうやってカメラに映ってんの、お前どういう気持ちだ?」
「どうしていいか分かんないのか?さっきからずっと」
「俺もどうしていいか分かんねえんだよ。今こういう状況になって、2人でしゃべらされて。どうしていいかわかんね、ここにいる全員どうしていいか分からねえんだよぉ!」
「当たり前じゃねぇからなぁ、当たり前じゃねからなぁ! この状況ぉ!! いつか誰かが!いつかめちゃイケがぁ!番組にしてくれてぇ!俺普通に戻れる??そんなことねぇからなぁ!!」
「世間から何も受け入れられてねぇ人間がなぁ! テレビなんか出れねぇんだよ!!」
「どっちが先に動くんだよ!お前アクション起こさないと誰も動けねぇだろ!!」
「こっちか?動くの。岡村動いてくれようとしてボクシング始めたよなぁ?なんで殴りに岡村行ったんだよ。で、もう途中で勝つからもうええわって、そういう気持ちになったんだよ。そういう気持ちにさせんな!もう!! 10年経ったんだから、させんな!!」
「お前よぉ、野球場で歩いてきて、第一声、すいませんでしただろぉ? 分かれや!もう。照れ隠しでなんでへらへらしてんだよ!!! これ逃したらもう何にもねぇんだよ俺ら!! 終わりだぞ!!?」
「このチャンス、この場を与えてくれた、スタッフとかお前演者とかみんなによ、悪いって気持ちねぇのか?」
(山本の顔へ)
「泣けよ、泣いていいんだよ!お前」
「ほんとのお前じゃねぇだろ、出してんの」
(山本の顔へ)
「しんどかったらしんどいっつっていいんだよ。仲間だろ。仲間だからみんなこうやって助けてくれてんだろ」
「お前この10年間めちゃイケメンバーの気持ちとか考えたことあんのか?」
「どういう気持ちで10年過ごしてるか考えたことあんのか?」
「1人1人の気持ちになって考えたことあんのか?」
「あいつは俺のことどう思ってんだろ、考えたことあんのか?」
「岡村病気で入院する前、お前メールしたろ、岡村に。” 休むんだったら宮崎で休むか? “ってメールしたよな?” 宮崎来るか? “ってメールしたろ?それ、ずーっと岡村恩義に感じてくれてんだよ。次は俺がお前のことを救う番だって思ってくれてんだよ、岡村は」
(岡村の顔へ)
「俺らのためにやってくれてんだよ」
「あと5人来てくれてるだろ、お前と一番近い人間、軍団だよな?」
「おい、淳なんかずっと涙流してくれてるわ」
「どういう思いでお前、あの5人が支えてくれたかお前、気持ち分かってんのか?」
「ここに出てくることにリスクしかねぇからな。お前のこと好きだ好きだって擁護することは、世間で、この仕事やる中で、リスクしかねぇからな。それなのに出て来てくれてんだぞ。そんな後輩いるかぁ?あんだけ優秀な芸人になって。若い頃世話してくれた、ご飯食べさせてくれた、それだけの思いでずーっとお前の味方だよ! 淳なんかそれで何人敵作ったんだよ!!」
(淳の顔へ)
「もう一回全員に謝れ。謝れ、全員に、こっち来て」
(山本の顔へ)
「もっと深くだよ。すいませんでした。俺からもほんとにすいませんでした」
(山本の顔へ)
「お、コンビだからしょうがねぇだろ、そんなもん、すみません」
「あとスタッフ。もうこんだけのことやってくれてんだよ、こんだけの時間に、こんな夜中になっても、ずーっとカメラ回してくれてる技術さん、そしてこれセット用意してくれた美術さんも、んで制作の人間も、音声さんも、全員だよ。サンシャインFMの、わざわざ来てくれてんじゃん。いろんな気持ちあるよ、みんないろんな気持ちでやってくれてるよ、それなのにこうやって企画にしてくれてんだよ、全員に謝れ」
(このあと視聴者に向かって2人揃って土下座。色々あってラスト)
「いやもう・・ま、正直に言うけど、もうどうしようもねぇわ、こいつは・・どうしようもねぇ男ですわ・・ただ、もっかいやりてぇんだよ俺・・(号泣)」
これら流れの詳細について知りたいなら、映像を見るのが一番。
「You Tube」にて検索を。
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