パソコンでの作業中、「全く操作ができなくなった」「固まった(フリーズした)?」という場面に出くわすことがあると思います。
となると、ついついやってしまうのが強制終了(電源スイッチ長押し)ですが、
それは最終手段です。
強制終了をする前に、まずは以下を確認しましょう。
処理中ではないのか?
「固まった(フリーズした)?」と思ったとしても、実はバックグラウンドでの処理に時間が掛かっているだけということがあります。
このような場合は「しばらく待つ(1~2分ほど)」「パソコンのアクセスランプを確認する」を考えてください。
(私を含め)短気な人はサクサク動いてくれないとイラッときます。
これまで順調にサクサク動いてたのに突然動かなくなる(遅くなる)とイラッときて、クリック連打や再起動、強制終了を選んでしまうかもしれません。
「しばらく待つ(1~2分ほど)」と、もしかすると処理に時間が掛かっていただけで、たまたまフリーズしていたように見えていただけで問題はなかったという可能性があるので、まずはとりあえずは我慢してください。
パソコン本体を見ると、何らかの処理をしている際にはアクセスランプがチカチカと点滅していると思います。
これは、ハードディスクにアクセスしている時に点滅するランプなので、このランプが点滅している時は内部で何らかの処理が進んでいる証拠、「パソコンのアクセスランプを確認」してチカチカが収まるまでしばらく待ってみてください。
ただし、アクセスランプが点滅しているからといってフリーズではないという訳ではないので、やはり「しばらく待つ(1~2分ほど)」、これでもダメならばほぼ「固まった(フリーズした)?」ものと思われますので、強制終了です。
別のソフト(アプリ)やウィンドウが動作するか確認する
「固まった(フリーズした)?」となった時にも、その他に普通にちゃんと動くソフト(アプリ)やウィンドウがあるかもしれません。
この場合は、今使っているソフト(アプリ)やウィンドウが「固まった(フリーズした)?」だけという状態なのかもしれません。
そういう場合は「しばらく待つ(1~2分ほど)」か、タスクマネージャーからアプリケーションの強制終了をすることで解決する可能性が大です。
タスクマネージャーが起動しなければ、まず確実に「固まった(フリーズした)?」状態なので、強制終了をせざるを得ません。
強制終了のデメリット
言うまでもなく、強制終了によって作業中の「保存していないデータは消失」してしまいます。
パソコンがハードディスクドライブにアクセスしているとき(ランプがチカチカ点滅しているとき)に強制終了すると、常にセーフモードでの起動が始まったり、OSのシステムファイルが損傷をうけて起動不能になったりもします。
物理的にもともと寿命のあるパソコン、その寿命をさらに急速的に消費することになって、最終的にHDDが壊れる可能性があります。
いずれにせよ、パソコンの強制終了にはデメリットはあってもメリットは一切ありません。
でも、どうしようもなく強制終了しなければならない状況は避けられません。
なので、「固まった(フリーズした)?」と思ったからといって簡単に強制終了を選択するのではなく、上記、出来る限りの確認をしてからあくまでも最終手段としての泣く泣くの強制終了、この姿勢を保ちましょう。(データのバックアップは常に忘れずに)
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