ネットビジネス心理学を考える【希少性の原理】

大昔のことですが「VOW」という書籍がありました。
今はネット上で無料で見られます
きっと“大笑い”できること間違いなしですので、みなさんも、是非!!

【希少性の原理】とは?

上記の「VOW」の何十年(?)も前の書籍版に、“ついに閉店を迎えることとなった店主による張り紙の投稿写真”が載っていました。

「お客さんは冷たい・・」というタイトルの手書きの張り紙。

内容はというと、

「普段はどんなにセールをアピールしても来てくれなかったくせに‥閉店セール‥となったら客が殺到って‥」

というようなもの。

その他、例えば、数ヶ月前に話題になったトワイライトエクスプレスラストランにおいても<感動の別れ・涙のコメント>だったそうですし、遊園地の閉園のお知らせを知って<大混雑>、もこれに当たります。

・そうあることが当たり前・・。
・いつでも買える、いつでも乗れる、いつでも行ける・・。

これらが突如無くなるとなった途端、人はようやく動き出します。

これが【希少性の原理】です。

ネットビジネスでの【希少性の原理】の活用

なぜ「金」「銀」が、「鉄」「銅」に比べて高価なのか?

単純に、その量が少ないからです。

「ダイヤモンド」などはその極み。
本来は単なる炭素の結晶、原料からの判断では“石炭”と同じもののはずながら、超高価です。希少なので。

同様に、キャビア高価フォアグラ高価トリュフもしかり。

全てはその【希少性】からくるもの。


【希少性】 = 【限定性】には「数の限定性」「期間の限定性」「地域の限定」「特典の限定性」等々、色々ありますが、その商品が
【希少】と思われれば思われるほど、価値が高くなっていきます。

「先着200名様に !!」
「本日限り !!」
「今から30分以内にお申し込みの方に !!」
「地元でしか手に入らない !!」
「これにプラスしてこちらも、更にこちら、更に更にこちらも !!」

テレビショッピングで必ず見聞きするこれらのフレーズに人々は

・良い物だから売れて残りが少なくなった

・元々お買い得品の設定なので数量が少ない

・少ないからこそ他人も欲しがっているはず

・数量が少ないんだったら少々高くても当たり前

もはやまともな思考能力を失わされ、ちゃんと検討をする時間もないままに「今しかない」という思いにさせられ【購入】という行動をとることになります。

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