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auの三太郎シリーズのCMがウザくて嫌いな理由

santarou

KDDI株式会社のauのCM。

桃太郎・浦島太郎・金太郎の三太郎シリーズ。

これのどこが面白いの??

キャッチコピーが「英雄」と「au」を引っかけた低レベルのダジャレだし。

小っちゃい「っ」で終わらせたりして、流行らせたいのか何なのかその意図を汲ませようっていう姑息な手段も鼻につく。

面白いな、上手いなと思うCMと比較して見ていくことにします。



宣伝したいキーワードからの発想した安直に過ぎるドラマ

例えば、こちら。

会議にて。

【今回のお題】は「契約更新」。さて、「契約更新」と言えば何がある?」

「あ、イヌ・サル・キジがいるじゃないっすか!」

「お、いいね! それで行こう!!」

どうせこんなところでしょ、制作者の作成過程って。

見え見え過ぎて興ざめ。

加えて、毎回必ず【今回のお題】をぶち込んでくる。

ま、これは当然のこととしても、この作りでは

「今度は何のことについての宣伝なんだ?」

と身構えるだけであって、伝えたいんだろうその内容というのが全く頭に入ってこない。

つまりは、もはやQ&Aになってしまっているということ。

その良い例がこちら。

さて、【今回のお題】= 宣伝内容は何でしょう?

正解は「学割天国」でした。

確かに浦島太郎扮する桐谷健太「天国!!」と言ってましたね。

で‥?

ところで、結局のところ「学割天国」って何?

ドラマを諦め【今回のお題】を連呼させるだけの無能っぷり

それが、こちら。

【今回のお題】= 「もらえる」でした。

時間がなかったのか、思いつくその能力がなかったのかその辺は分からないものの、「もらえる」だけを言わせるパターン。

しかしながら実は、これ、宣伝の手法としては正しいのです。

【ティーザー】(teaser)というもので、日本語でいうと「じらす」ということです。

宣伝したい製品や商品の情報には直接触れずに隠したり小出しにしてりで、消費者の興味をそそるプロモーション手法のこと。

本来はようやく正規の手法に戻ってめでたしめでたしなんだけど、拘っていたんならドラマを続けるべきでしょ。何故やめたの?

時間がなかったから? 思いつかなかったから??ドラマをやめた理由は???

ちゃらくて軽いのは鬼ちゃんだけでいい件

登場人物、全員が全員、ちゃらくて軽い?キャラ設定。

一応は金太郎扮する濱田岳がアホなのに勉強に興味ある系みたいなうわべだけの切り分けは出来る能力はあるようだけど。

制作者のセンスの無さを如実に表してますね。

一言言わせてもらうと私なら、桃太郎扮する松田翔太にはドッシリと構えさせるだけ。

基本、一切「しゃべらせません」。

このシチュエーションなら、どう考えても桃太郎は三船敏郎のイメージですから。

周りのゴタゴタに惑わされず、「男は黙ってサッポロビール」で寡黙な立場。

全ての問題を上手く捌きながらも、時には見せる間抜けぶり。

というような、ホントの意味でのキャラ設定があってこそ、ちゃらくて軽い鬼ちゃん扮する菅田将暉がより活きてくるというもの。

その他まあ、色々あるけども、今日はこのくらいで勘弁しといたろ‥。



見習うべき面白いな、上手いなと思うCM

妻夫木聡、柳葉敏郎、新井浩文らが出演している「ロト7」のCM。

roto7

まずは、基本中の基本であるキャラ設定がしっかりしている。

上司である柳葉敏郎のやり手でその横柄で傲慢な態度、部下である妻夫木聡のなよってるけど誠実、ながらも野心を秘めており‥等々、キャラがしっかり立っているので裏方である制作者側の宣伝のいらやしい姿が全く見えてこない

追加のキャラである石橋凌にしても名高達男にしても役どころは完璧で、どこぞのCMの一寸法師とか花咲か爺さんなどいう脈絡のない一時限りの話題取りだけの唐突で的外れだったキャラも出てこない。

しかも、ストーリー性が完璧に確立されており、毎回素直に楽しめる。

単純にドラマとして「あ、あの続きね」と素直に受け入れられる。

それだけ前回のことが頭に残っているということ。

そして何より、面白い。

同じストーリーCMのauの三太郎シリーズ、制作者側の頭の中にあるストーリーの押しつけでしかなく、しかもぶつ切り

視聴者側で毎回それらを組み立てなければならない面倒に何故気付かないのか。

一目瞭然、「ロト7」のCMについてはこちら


小栗旬が出演している「ペプシ」のCM。

pepsi-2

同じ桃太郎設定なのに、その出来上がりは雲泥の差。

そのCMが、こちらです。

兎にも角にも、かっけー‥。

そのキャラ設定と来たらもうカッコいい‥。

イヌ・サル・キジ、何これ? こんなもん思いつく??

BGMの選定がこれまた素晴らしくて‥。

ここまで来ると我々素人があれこれ語るレベルではありませんね。

CM見て、聞いて、素直にペプシ。

最新バージョンはこちら。オニの正体やら鬼ヶ島の秘密が分かります。


要するに、auの三太郎シリーズのCMなんてもんは基本TBSアニメ「ぐでたま」と同じ。

“中の人が”全面に出過ぎてることだけで入り込めないし、結局は制作者脳内のみの自己満作品。YouTubeあたりでチューバーとしてやってれば? ってレベルのCM.

なのに、大人気だって‥?

俺の感覚が狂ってるのかなぁ‥。

(追記 : 2017/07/05)

ちなみですが、あのウザい「家庭教師のトライ」の「ハイジシリーズ」のCM。

これも同じCMプランナーによるものです。

押しつけがましい笑い‥。

「かき氷」→「夏期講習」、「カニ工場」→「夏期講習」。

まったく面白くない‥。

そんなこと分かってるよってことで、敢えて「カニ工場」ではセリフの途中でカットするという編集のあざとさ‥。

ホント、不愉快極まりない‥。


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“auの三太郎シリーズのCMがウザくて嫌いな理由” への 4 件のフィードバック

  1. あなたが、auのCMの人気を理解できないのは、
    auのターゲットから外れているからでは?
    これのメインターゲット高校生くらいじゃない?
    あなたが高校生じゃないなら、別に感覚はおかしくないよ。

    1. コメントありがとうございました。
      動画関連ではないのですが、昔制作の現場にいたことがあるため、
      受け取り側よりもどうしても作り手側目線で見てしまいます。
      こうすればもっと良くなるのに‥と。
      まあ、人気があるんだから今のでも正解は正解なんでしょうけれど。
      そんな感じで色々あちこちの記事で文句をつけまくっています。
      もはや戻れない制作の現場を懐かしみながら。

  2. 通りがかりの50代男です。
    プロの方から見てもやはりつまらいないですか。そうですよね。
    面白みもウィットも思想もないし、それどころか伝えたい事もちゃんと伝わらない。
    音楽でいうと70年代以降のフォーク、ニューミュージック、j-popを聞いてきた世代が
    最近のA○○やエグ○○○の歌を聞いて「これ曲?」っていう感じです。
    全体のレベルが低いからこんなのが好感度NO.1になるのでしょう。

    1. ニユーミュージック世代さん
      コメントありがとうございました。
      全面的に同意です。
      私の場合、○K○や○○○イルなんぞ、もはや聞くことすらしません。
      これらメンバーが出演しているような番組は、基本、チャンネルをかえます。
      「アーティスト」である彼女ら、彼らの言動にいちいち色々イラつくのが分かりきっているので。
      が、例えば「エンタメニュース」などに流されて強制的に見せられる数秒、十数秒程度のミュージッククリップ、これならチャンネルをかえる暇もないしこの程度なら充分耐えられますので、「曲」については何かと知ってはいます。(分からなければ調べてもみますし)
      でもまあ常に雑音としてのBGM扱いなので聞き覚えがあるという程度ですが。
      ちなみにながら、この大人気の「三太郎シリーズ」を創っているCMプランナーの憧れのCMはこちらです。(私も大好き)
      ホットペッパーCM全集(多分)
      この中の外国人の吹き替えを関西弁で行っているCM、これに「嫉妬」しているそうです。
      そしてその(無駄な努力の)結果生み出されたのが「auの三太郎」・「トライのハイジ」のシリーズというわけ。
      そんなセンスなど皆無ってのは丸わかりなのに‥。 こんな劣悪な「作品」を見せられるのってホント迷惑で苦痛‥。
      以上、我々の感覚が高尚だとは言いませんが何にせよ全体のレベルが「コレ」なので。
      現実問題、すでに私たちは「はぐれ者」なんですよ、今のこの世の中においては。

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