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日本産の紅茶はあるのか? 同じ茶葉からできる緑茶・紅茶・ウーロン茶

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【緑茶】といえば、日本。緑色の緑茶。

【紅茶】といえば、イギリス。紅色の紅茶。

【ウーロン茶】といえば、中国。こげ茶色のウーロン茶。

イメージも見た目も味もまったく違うこれらのお茶ですが、実はみんな同じ茶葉から作られています。その他、プーアル茶、ジャスミン茶等々、学名で「カメリア・シネンシス」と呼ばれるツバキ科の植物の葉から作られます。



何がどうなってどのお茶になるのか?

上記「カメリア・シネンシス」の樹の生葉を乾燥・発酵させてつくる課程において、その発酵の度合いにより、緑茶、紅茶、ウーロン茶など様々な種類のお茶となります。

緑茶 ・・・ 不発酵茶

ウーロン茶 ・・・ 半発酵茶

紅茶 ・・・ 完全発酵茶

日本産のウーロン茶はある

日本コカ・コーラ「日本の烏龍茶 つむぎ」がダントツで有名でしょう。CMで見たという人も多いのではないでしょうか? (今はリニューアルということでイメージキャラクターが綾瀬はるかに代わってしまっていて、もはや公式HPの「CM・動画」にも存在しないものの、個人的には三谷幸喜のCMの方が強く印象に残ってます。こちら。にしても何故削除されてしまっているのか? ヒドい扱いだな)

その他、ポッカサッポロ「にっぽん烏龍」、伊藤園「特保 黄金烏龍茶」など。

超有名どころのサントリーのウーロン茶は?

敢えて「日本産のウーロン茶」と銘打ってCMを流してきた時点で気になったのが、もはや日本においてのウーロン茶の代名詞といっても過言ではないサントリー「烏龍茶」

見てみると、中国福建省産の茶葉を使用とあります。

おー‥確かに。我々はこの商品で「ウーロン茶 = 福建省 = 中国」というイメージを持ったのでした。



では、日本産の紅茶はあるのか?

あります。どころか明治時代の頃、紅茶はもともと生糸とともに重要な輸出品でした。
http://www.kirin.co.jp/entertainment/museum/history/cultural/02.html

しかしながら現在では海外紅茶との品質・価格競争に敗れてしまって国内各地で小規模な紅茶づくりが続いているという状況、その量は全国合わせて10トン前後で地産地消が主体となっています。

全国地紅茶マップ2016を見ると、45都府県629ヶ所で地紅茶が作られているそうです。
(発行元HPはこちら。「地紅茶調査員(ボランティア)」を募集しているようですので、興味のある方は是非。)

日本産の紅茶(和紅茶)の味はどうなのか?

埼玉県のさやま紅茶がイギリスのコンテストで受賞、沖縄の琉球紅茶はフランスで評価されるなど、日本産の紅茶の世界的評価が高まりつつありそうです。

日本産の紅茶(和紅茶)の特徴としてはイギリスやインドなどの紅茶と比べると、苦みや渋みといった癖があまり強くなく、甘くマイルドでやさしい味わいといったところ。

日本人は緑茶に砂糖やミルクを足す習慣がないことからもストレートで飲むのが良いとされ、、国産だけあって日本人向けの紅茶となっています。


以上のことから判断すると、各飲料水メーカーが次に狙っているのはきっと日本産の紅茶(和紅茶)でしょう。

ただ、既存のイメージを覆すのはそう簡単なものではないと思われます。

冒頭に記したように、緑茶=日本、紅茶=イギリス、ウーロン茶=中国、このイメージは今尚絶対。

相当な苦戦を強いられる予感がプンプン‥。

現状では市場に行き渡るほどの生産量はありませんので、日本産の紅茶(和紅茶)の購入は各自で検索してお気に入りの有名茶園を見つけ、直接ホームページで注文してみてください。


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