wolf

離職票が届かない体験記

投稿日: カテゴリー

概要

元社会福祉法人・非常勤職員(契約社員)。
日常における法人及び利用者の、あまりにも世間から掛け離れた感覚や状況にまみれ続けて疲れ果て、契約更新時に

「辞めたい。でも年齢が年齢だから次を見つけてからでないと」

という愚痴混じりの会話の中の前半だけを捉えられ、水面下で着々と退職へ向けての事務処理が進む。
その後一ヶ月ほど、何も知らぬまま、何の自覚もないままに通常通り勤務していた際、契約満了の一週間前、突如退職届の提出を要求される。

そこに光る「一身上の都合」の文字

驚愕。
理由を問うと、上記の通り「辞めたい」の発言が採用されていた。
その後、誤解を解くため色々やりあったものの「すでに契約は切れている」の一点張り。
こちらとしてはなにせ一週間前なので必死だった。
しかし結局は無駄だった。

あらためて提出を求められた退職届を見てみると「一身上の都合により」とあった。
このままでは「自己都合退職」となってしまう。
自己都合退職の場合、失業保険の給付が三ヶ月先となる。
「会社都合退職」であれば一定の待機期間を経た後、すぐに支給される。
納得がいかない。

退職届、不提出

残り一週間、身辺整理やら次の仕事はどうするのか等々、虚しさを感じつつも日々の作業に追われ、加えてどうしても「一身上の都合により」を了承するわけにはいかなかったので、退職届を不提出のままに退職。

しばらく酒を飲みつつボーッと過ごすという日々を挟みつつ、本格的に就活を開始。
ネット上の求人サイトもハローワークも全て活用、がんがん応募を開始。

書類選考で落とされること多数。
返信すら来ないことも多数。
やっと辿り着いた面接で騙されていたことを知ることも多数・・。

ここで、ふと気付いた。「離職票」は?と。

「会社都合退職」での失業保険の給付を頼りにしばらく遊んで暮らすつもりなど到底なかったので疎かにしていたものの、そういえば一ヶ月以上経った今でも「離職票」は届いていない。つまりは、一月経った現時点においてもハローワークでの失業給付金の手続きができないということ。

(嫌だったけど)問い合わせてみた。



退職届、未提出がその理由

退職届が提出されていない者には「離職票」は出せないので、早急に出せと。

ここで諦めて署名・提出というのはどうしても納得いかない。
そこで色々調べた上でハローワークに相談に行った。

事情を説明した上でまず尋ねたのが、向こう側からの手続きはどうなっているのかということ。なんと、すでに「自己都合退職」での処理が成されてしまっていた。

こうなるともはや、退職届を出すか出さないかだけの問題。
「一身上の都合により」の退職届に署名して提出すれば念願の「離職票」は入手できる。
しかしながら、「自己都合退職」

人質に取られてしまった・・。

当然第三者としてのハローワークとしては

「早く手続きを取らないと三ヶ月どころかドンドンずれ込みますよ?」

としか言えないのは理解できた。
それでも粘っていると「雇用契約書は持ってますか?」と言われた。
持っていたので提出。すると実際は「契約満了」に当てはまっていた。
「契約満了」ならば「会社都合退職」と同様に(細かな違いは省略)、三ヶ月を待つことなく即支給されることが判明。
要は、公的に提出した書類に不備、よって再提出を求めるということ。
ここからは個人の問題ではなく、ハローワークと法人との問題となるとのこと。

粘りに粘ったものの、退職届の内容がどうあれ、雇用契約書の内容が優先されると確認を得たので即、提出。

やった・・。やっと解放された・・。

それでも「離職票」が送られてこない

ハローワークによると、書類に不備がある旨十分説明した上で再提出を、と法人に何度も連絡を取っているにも関わらず「上司からの許可の連絡が来ない」という理由で未だに手続きに来ないという。

許可も何も、届け出た公的な書類における不備の修正にも関わらず

自らも(嫌だったけど)元上司に確認を取ってもらったところ「手続きは済んだ」と。
なので安心してハローワークで確認すると、今も尚、以前の状況と変わっていないと。

すでに退職から二ヶ月以上経っている。

ハローワーク職員とも「言ってるんだけど出してくれないで、いつまで引っ張るつもりですか」「労働基準法違反なんでしょう?明らかに」等、少々激しいやりとりもあった。

もはや個人としても出来ることは、法人に「早く提出してくれ」と催促することだけだった。



そして・・

ある日の朝、思い余って大嫌いだった最高権力者である社会福祉法人・理事長(総統)に直接現状を訴えた。
その日の午前中、さんざんごねていた担当者からの手続き完了メールがあった。
実際ハローワークに出向いて確認するとその通り、あっさり完了していた。
ちゃんと「契約満了」になっていた。
さすが”総統”と思った。

結論

ただ単に「離職票が届かない」だけの場合

これについては、実際喰らったこともない輩による「分かります。でも、まずは何より会社に催促しましょう」だのという”人の気持ちも知らないで”的アドバイスのオンパレードながら、まずはハローワークに出向いて

「事業主が雇用保険被保険者資格喪失届の届出をしているか」

を確認する。

提出されていてその内容に問題がないなら事情を説明すれば発行が可能らしい。
(事情によっては「無くしてしまった」等の演技をすれば再発行は簡単というものも見かけたものの、結局はインチキくさそうなのでおすすめはしない)

離職票も届かず、ハローワークへの届け出もない場合にも救いはある

公共職業安定所所長(ハローワーク所長)に失業の認定を受けるという手段

色々な書類の提出を求められたり、恐らく面倒なんだろうけれども、それらあらゆる状況を加味し、明らかに失業状態にあると認定されれば失業保険の給付を受けられます。
今回、この手段を知ってハローワーク職員に尋ねたところ、確認できました。

これは裏技だと思いますね。簡単にググっても出てこないし、職員からの提案もない。
該当する人、頑張って。

最も厄介なのが勝手に偽りの書類を提出されてしまった場合

これについては、上記の通りです。
でも、少なくともハローワークの職員さんは、失業保険の給付に向けての手続きはちゃんと進めてはくれます。(実体験)

以上です。



 

関連記事:

Facebook にシェア
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です