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実録・スズメバチに刺された!! その対処法とは!? その1

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p8304771小学生時代はよく野山を駆けまわり、夏にはクワガワ・カブトムシを採りに出掛けていました。
その日も池のそばにある山に登って虫を探していたところ、友人の一人が奇声を上げながら少し離れた林の中から飛び出してきました。
見ると、全身を前後左右にクネクネと曲げたり伸ばしたり、両腕をグルグル振り回したりグニャグニャ揺すってみたりと、これまで見たことのない奇妙な踊りを繰り返しながらこちらに向かって走り寄ってきたのです。
その光景を見た私たちは彼の新しいギャグかと思って大笑いしていたのですが、実はスズメバチに襲われている最中でした。



私たちのところに辿り着いたときにはもうハチの姿は無かったのですが、彼は「刺された!!吸ってぇ!!」と訴えてきました。
その部位を尋ねると、(半ズボンでしたので)右のおしり、太ももの内側の付け根を示しました。バックスタイルでの前かがみの片足を浮かせ気味の奇妙な格好で。「吸ってぇ!!」と。

その姿を見ただけでも、みんな大笑いでした。
彼の要求に応じて毒をチューチュー吸い出している場面を想像するのにも笑えましたし、実際問題としてそんな箇所に口を付けるのも嫌だったので、その場にいた誰もが拒否しました。

なので、指示したのが“池に入って患部をよく揉め”、でした。

毒を出すために“揉みしだけ”、と。

結果として、痛みも引いてきたのか水から上がってきた彼の患部を皆で「あーココかぁー」という確認、もう本人は意気消沈してしまっていて昆虫どころではなく、「脱落」ということで自転車に乗って帰宅でした。

翌日あらためて見せてもらったところ、刺し傷は目立たなくなっていて腫れが残っている状態でした。
治療といえば消毒の後、当時では常識の「キンカン」を塗っただけ。



スズメバチは最も危険なイキモノ

当時、昆虫採集においてはスズメバチの存在というのは当たり前で、目の前にいるお目当てのカブトムシの隣で樹液を吸っていて手が出せない・・なども日常の光景でした。

とりあえず石を投げて追っ払ったり、反撃を受けて逃げ惑ったり、網で一緒に捕まえて「死刑」というようなことも平気でやっていました。
さすがに群れているスズメバチを見たり巣に出くわした際には「相手が悪い・・」ということで、そそくさと退散しました。


厚生労働省の人口動態調査によると2015年、「(X20-X29)有毒動植物との接触」による死亡者の総数が29名、そのうち「X23 スズメバチ,ジガバチ及びミツバチとの接触」が原因の死亡者は23名(男性20名・女性3名)となっています。
「X20 毒ヘビ及び毒トカゲとの接触」を原因とする死亡者が4名ですので、その危険度は圧倒的です。

また「(W50-W64)生物による機械的な力への曝露」が死因の総数が6名(「W54 犬による咬傷又は打撲」が1名、「W55 その他の哺乳類による咬傷又は打撲」が5名)ですので、もはやスズメバチは身近に存在するものの中では最凶のイキモノと言ってよいでしょう。

実録・スズメバチに刺された!! その対処法とは!? その2

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