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ハゲの悩み解決! 髪の毛がよみがえる??

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ニュースリリース

京セラ株式会社、国立研究開発法人理化学研究所、株式会社オーガンテクノロジーズが、毛包器官を再生して《脱毛症を治療する技術や製品》の共同開発の実施を発表しました。
毛包は毛髪を生み出す器官であり、再生医療の中でも幹細胞移入療法や組織再生に次ぐ、次世代器官再生医療の先駆けになると期待されています。

ビジネスモデルの概要

毛包再生医療は、患者様ご自身の毛包から幹細胞を採取して加工し、患者様ご自身に移植する自家移植が中心となります。 最も患者様の数が多い男性型脱毛症では、医療機関にて、少数の毛包を採取し、受託製造会社はその毛包から幹細胞を分離して、培養、増幅し、器官原基法により再生毛包原基を製造します。 この再生毛包原基をパッケージして医療機関へと搬送し、医療機関において患者様に再生毛包原基を移植治療することになります。

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(出典:京セラ株式会社 再生医療「毛包器官再生による脱毛症の治療」に関する共同研究の開始について)

色素性幹細胞を入れる・入れないで黒髪・白髪も自由自在で、その密度も制御できるそうです。まだ、マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功ということで、「まずは2年間の本共同研究において実用化へ」とのことですので、ヒトへの応用にはもうしばらく時間が掛かりそうです。

ここでふと思ったのですが、今回の発表の再生医療分野の話と、何らかの原因があって症状があらわれた”病気”である《脱毛症》とが、どうもうまく結びつきませんでした。
原因を突き止めることなく、それを取り除くこともなく【治療】ができるのでしょうか。



脱毛症の種類・症状・原因

男性型脱毛症(AGA)

思春期以降の男性に多い脱毛症状で、ヘアサイクルの成長期が短くなって硬かった髪が柔らかくなり、前頭部の髪の生え際の後退、頭頂部の髪のボリュームの低下によって地肌が見えやすくなる症状が典型的です。
最終的には、側頭部、後頭部以外は完全脱毛の状態になってしまいます。

原因:男性ホルモン、遺伝、頭皮緊張、加齢、食生活の乱れ、ストレス等。

びまん性脱毛症(FAGA)

びまん性とは、病変がはっきりと限定することができずに広範囲に広がっている状態を指します。
男性型脱毛症(AGA)の女性版でもあり、別名「女性男性型脱毛症(FAGA)」とも言われています。
中年以降の女性によく見られ、頭の広い範囲に均等に病変が起こり、全体の毛髪が抜けて薄くなります。
特に頭頂部の皮膚が透けて見えるようになりますが、男性型脱毛症とは異なり脱毛部の境界ははっきりせず、前頭部の髪の生え際の後退はありません。
部分的にではなく毛髪全体が薄くなるのが特徴なので、目に見える症状が出るまで徐々に進行するためなかなか気づかず、症状が悪化してしまうことが少なくありません。

原因:加齢、ストレス、極端なダイエット、食生活の乱れ、経口避妊薬(ピル)、過度のヘアケア等。

円形脱毛症

自覚症状など何の前ぶれもなく、ある日突然、髪が円形や不整形に抜けてしまう脱毛症の症状です。
円形の脱毛巣がひとつだけできるものから、頭髪全体が抜けるもの、さらに眉毛、まつ毛、陰毛や体毛など、ほぼ全身の毛が抜けてしまうものまであり、男性も女性も、赤ちゃんからお年寄りまで、誰でも発症します。
進行が止まれば多くの場合は、そのまま放置していても数カ月後に軟らかい毛がはえてきて、その後硬い毛がよみがえります。

原因:ストレス、加齢、ホルモンバランス、免疫異常(アレルギー)等。

内科的疾患による脱毛症

原因:肝機能障害、甲状腺機能障害、糖尿病、高度の貧血、免疫系疾患、拒食症等。

瘢痕(はんこん)性脱毛症

「瘢痕」とは、一言で言えば「傷跡」のことで、さまざまな原因によって毛包が破壊され、もはや毛が生えてこなくなるという脱毛症で、毛包のあった部位は「傷跡」に置きかわって、固く厚く膨らんだ状態になっています。
外的な要因により生じた脱毛症である点が特徴です。

原因:熱傷、外傷、放射線治療、皮膚疾患、細菌・真菌の感染等。



疑問として残ること

上記のさまざま原因、以下のように分類できると思います。

●先天的なものと後天的なもの
●一時的なものと永続的なもの
●内的なものと外的なもの

このうち本来の意味で再生可能なのは(原因に対する根本的な治療を行われないのならば)「一時的なもの」「外的なもの」の2つに対してのみ有効、なのではないのでしょうか。

イメージしたのが農業で、田んぼや畑といった農作地で野菜や果物を育てるというものでした。

長い年月を経ることで運命的に、もしくはその過程において発生した何らかの要因をもってして必然的に、その土地ではもうこれ以上は育つことができない環境となったからこそ、作物は枯れてしまったのではないのか・・。

その何らかの要因は今後、取り除けるものなのか、もはや諦めるしかないものなのか・・。

去年・今年とダメだったけど、生育環境も整えたことだし来年の収穫には期待できるぞというようなものなのか・・。

そもそも水はけも悪くて植物の生育に必要な栄養分をあまり含まない土地だったのか、今は荒れ果てていて見る影もない状況ながら、かつては緑豊かな肥沃な土地だったのか・・。

みたいな・・。


出典先である京セラのニュースリリースの補足説明にある「毛周期」。

毛周期

一定期間ごとに毛包が退行と成長を繰り返すことにより、毛幹が生え変わる現象。胎児期に形成された毛包は、アポトーシスにより退行し、毛乳頭細胞が上皮性幹細胞と相互作用し、毛包の可変部(毛球部)を再生する。ヒトの頭髪の場合、毛周期は3~7年と考えられている。

アポトーシスというのは《細胞の自殺》と言われている現象。果たして、作物が育たなくなった根本原因である「土地問題の解決」を外して、アポトーシスからその再生までが可能なのでしょうか、また通常通りの3~7年もの年月の毛周期に期待できる(そんなに保つ?)のでしょうか。

《ヌードマウスでの移植成功 = かつては緑豊かな肥沃な土地での大豊作》

なのではないんでしょうか。


風邪・水虫・癌の特効薬を発明したらノーベル賞だと言われていますが、脱毛に関してはどうなんでしょう。
西洋には「禿げてる頭は男性の象徴・セクシー」という文化もあるようですし。

実用化されてもきっと超高価でしょう、保険もきかないだろうから・・。

庶民にとっては高嶺の花の技術開発ですが、期待しましょう。



 

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